FBX の一般的な MEL コマンド

次の MEL コマンドは、FBX ユーザ インタフェースのその他のオプションをエミュレートするために使用されます。

FBXClose

FBXClose;

このコマンドを使用すると FBX インポータ を閉じて、FBXRead コマンドで起動している FBX ファイルをロック解除します。

FBXRead コマンドを使用すると、FBX ファイルを開いてロックします。ファイルを解除するには、FBXClose を呼ぶか FBXRead や FBXImporter のような新規ファイルを開くコマンドを使用する必要があります。

FBXGetTakeComment

FBXGetTakeComment [index];

テイク配列の指定したインデックスにあるテイクにアタッチされたコメントを返します。このコマンドでは、ファイル バッファに保存されたファイルが使用されます。

FBXRead コマンドを使用すると、ファイル バッファにファイルをロードできます。

注: 1 以上、かつファイルに含まれるテイク数以下の数字を入力する必要があります。それ以外の数字を入力すると、「No such take」というメッセージが返されます。Maya FBX Plug-in では、ファイルのテイク数よりも大きいテイク番号、負の値、ゼロは無効とみなされます。
FBXGetTakeCount

FBXGetTakeCount;

ファイル バッファのファイルに保存されているテイクの数を返します。

FBXRead コマンドを使用すると、ファイル バッファにファイルをロードできます。

注: Maya FBX Plug-in では、テイクがファイル内で見つからない場合、スクリプトは 0 (ゼロ)の値を返します。
FBXGetTakeIndex

FBXGetTakeIndex [take name];

テイク配列のパラメータとして指定された最初のテイクのインデックスを返します。このコマンドでは、ファイル バッファに保存されたファイルが使用されます。

FBXRead コマンドを使用すると、ファイル バッファにファイルをロードできます。

注: 「take name」に有効な名前が入っていない場合、「No such take」というメッセージが返されます。
FBXGetTakeLocalTimeSpan

FBXGetTakeLocalTimeSpan [index];

テイク配列の指定したインデックスにあるテイクのローカルの開始時間と停止時間を返します。このコマンドでは、ファイル バッファに保存されたファイルが使用されます。

FBXRead コマンドを使用すると、ファイル バッファにファイルをロードできます。

注: 1 以上、かつファイルに含まれるテイク数以下の数字を入力する必要があります。それ以外の数字を入力すると、「No such take」というメッセージが返されます。Maya FBX Plug-in では、ファイルのテイク数よりも大きいテイク番号、負の値、ゼロは無効とみなされます。
FBXGetTakeName

FBXGetTakeName [index];

テイク配列の指定したインデックスにあるテイクの名前を返します。このコマンドでは、ファイル バッファに保存されたファイルが使用されます。

FBXRead コマンドを使用すると、ファイル バッファにファイルをロードできます。

FBXGetTakeName [index];

注: 1 以上、かつファイルに含まれるテイク数以下の数字を入力する必要があります。それ以外の数字を入力すると、「No such take」というメッセージが返されます。Maya FBX Plug-in では、ファイルのテイク数よりも大きいテイク番号、負の値、ゼロは無効とみなされます。
FBXGetTakeReferenceTimeSpan

FBXGetTakeReferenceTimeSpan [index];

テイク配列の指定したインデックスにあるテイクの参照開始時間と停止時間を返します。このコマンドでは、ファイル バッファに保存されたファイルが使用されます。

FBXRead コマンドを使用すると、ファイル バッファにファイルをロードできます。

注: 1 以上、かつファイルに含まれるテイク数以下の数字を入力する必要があります。それ以外の数字を入力すると、「No such take」というメッセージが返されます。Maya FBX Plug-in では、ファイルのテイク数よりも大きいテイク番号、負の値、ゼロは無効とみなされます。
FBXLoadExportPresetFile

FBXLoadExportPresetFile -f [filepath];

書き出し プリセット ファイル パスを設定します。

FBXLoadImportPresetFile

FBXLoadImportPresetFile -f [filepath];

このコマンドで、インポート時のプリセットのファイル パスを設定できます。

これを使用すると、ファイル パスを知らなくても MotionBuilder のインポート プリセットをロードできます。

たとえば、FBXLoadMBImportPresetFile; は「C:¥maya2015¥bin¥plug-ins¥FBX¥Presets¥2015.0¥import¥Autodesk MotionBuilder.fbximportpreset」をロードします(パスはマシンによって異なる場合があります)。

FBXLoadMBExportPresetFile

FBXLoadMBExportPresetFile

このコマンドは、各リリースで提供される MotionBuilder プリセットをロードします。

これを使用すると、ファイル パスを知らなくても MotionBuilder の読み込み/書き出しプリセットをロードできます。

たとえば、FBXLoadMBExportPresetFile; は、「C:¥maya2015¥bin¥plug-ins¥FBX¥Presets¥2015.0¥export¥Autodesk MotionBuilder.fbxexportpreset」をロードします(パスはマシンによって異なる場合があります)。

FBXLoadMBImportPresetFile

FBXLoadMBImportPresetFile

このコマンドは、各リリースで提供される MotionBuilder プリセットをロードします。

これを使用すると、ファイル パスを知らなくても MotionBuilder の読み込み/書き出しプリセットをロードできます。

たとえば、FBXLoadMBImportPresetFile; は「C:¥maya2015¥bin¥plug-ins¥FBX¥Presets¥2015.0¥import¥Autodesk MotionBuilder.fbximportpreset」をロードし、FBXLoadMBExportPresetFile; は「"C:¥maya2015¥bin¥plug-ins¥FBX¥Presets¥2015.0¥export¥Autodesk MotionBuilder.fbxexportpreset」をロードします(パスはマシンによって異なる場合があります)。

FBXPopSettings

FBXPopSettings;

この設定では、Pop スクリプトで保存されたすべての設定がロードされ、ワンクリック操作を実行したときに設定の現在の状態が保持されます。

FBXPushSettings

FBXPushSettings;

この設定はすべての I/O 設定を保存します。FBXPushSettings を使用すると、「送信」操作を実行したときに設定の現在の状態が保持されます。

FBXRead

FBXRead -f [filename];

Maya に何も読み込みせずに、指定した FBX ファイルを読み込みます。読み込まれたファイルはバッファに保存されます。このコマンドは、テイクを照会する際に使用します。

読み込み後や読み込み後にテイクを照会するには、FBXGetTakeCountFBXGetTakeNameFBXGetTakeIndex コマンドを使用してください。

注: 読み込むファイルは既存のファイル名と合致している必要があります。存在しないファイルを読み込んだり読み込みようとすると、バッファのファイルが壊れます。
FBXResetImport

FBXResetImport;

このコマンドは、FBX インポータ(FBX Importer)の既定値を復元し、Autodesk Media & Entertainment 読み込み(import) プリセットで指定されている設定を UI と同じようにロードします。詳細については、「プリセットの読み込み」を参照してください。

FBXResetExport

FBXResetExport;

このコマンドは、FBX エクスポータ(FBX Exporter)の既定値を復元し、Autodesk Media & Entertainment 書き出し(export) プリセットで指定されている設定をロードします。詳細については、「プリセット オプション」を参照してください。

FBXResamplingRate

FBXResamplingRate -v [float];

FBXResamplingRate -q;

データをリサンプルする必要があるときに、エクスポータがキーフレームを生成するレートを設定します。

リサンプリングは、Maya のアニメーション カーブの補間を MotionBuilder のカーブで完璧に表現できない場合に必要になります。