dgInfo コマンドを使用して DG の情報を取得する場合、以下の情報メッセージが表示されることがあります。接続のそれぞれのプラグでは、2 つの状態情報が行末に一緒に表示されます。
CLEAN PROP は、グラフが正常に評価された場合の通常の状態です。
これは、ノードのデータブロックのプラグ値が正しく、プラグ値(またはその上流値)への継続的な変更が、そのプラグ値に依存するすべてのプラグに伝播していることを示します(下流の接続や影響を受ける出力など)。
DIRTY PROP は、プラグの上流値は変更されているが、そのプラグ値の評価要求が通過していない場合の、一般的ではないが依然として有効な状態です。
DIRTY BLOCK 状態と同様に、その値の要求が出されると評価をトリガします。
DIRTY BLOCK との相違点は、上流プラグから変更が送られたときに、このプラグがすべての下流プラグおよび影響を受けるプラグにダーティ メッセージを再度伝播することです。この状態が起こるのは、前回にこのプラグがダーティであるとマークされたときに、すべての下流プラグがダーティ状態の通知を受けたかどうかを DG で特定できない場合のみです(ダーティ伝播がノードによって妨害された場合や、前回のダーティ メッセージ以降にグラフ接続が変更された場合など)。