Maya は、ツールとアクションを区別します。
たとえば、選択項目の矢印はツールです。選択ツールをアクティブにしてビュー ウィンドウ内でクリックまたはドラッグすると、選択項目が実行されます。
ツールはツール ボックス(Tool Box)に表示されます。メニュー項目は、ほとんどがアクションですがツールもあります。どのメニュー項目がツールであるかは、以下のことから判別できます。
たとえば、カーブの編集(Edit Curves)、サーフェス(Surfaces)、および NURBSの編集(Edit NURBS)の各メニューの下にある多くのメニューは、アクションからツールに変換することができます(その逆も同様)。
メニュー項目の名前で、ツールとアクションを区別することができます。ツール(Tools)には、メニュー エントリのタイトルにツールが含まれます。アクションには含まれません。たとえば、カーブの編集ツール(Curve Editing Tool)はツールですが、カーブのアタッチ(Attach Curves)メニュー項目はアクションです。
アクションをツールに変更すると、メイン メニューおよびオプション ウィンドウでその名前に、ツールが追加されます。ツールをアクションに戻すと、その名前からツールが除去されます。機能がツールかアクションかを問わず、オブジェクトまたはコンポーネントを選択する順序は維持されます。
ツールとアクションを相互に切り替えできるように、ツールとアクションのオプション ウィンドウの一番上に編集(Edit)オプション メニューが用意されています。ただし、現在のところ、アクションからツールへの切り替えしかサポートされていません。そのため、ツール(バイレイル サーフェス ツール(Birail Surface Tool)など)がアクティブになっている間は、編集(Edit)オプション メニューが使用不能になります。