- コンストレイント タイプ(Constraint Type)
- 次に示すコンストレイント タイプから選択できます。
- ポイント(Point)
- ヒンジ(Hinge)
- スライダ(Slider)
- コーン ツイスト(ConeTwist)
- 6 自由度(Six Degrees of Freedom)
- スプリング ヒンジ(Spring Hinge)
- スプリング 6 自由度(Spring Six Degrees of Freedom)
これらのコンストレイントのそれぞれについての説明は、「Bullet のコンストレイント タイプ」を参照してください。
- 参照フレームの使用(Use Reference Frame)
- コンストレイントの軸と限界の参照フレームを設定することができます。
- 分離可能(Breakable)
- 十分な入力フォースで衝撃を受けたときにコンストレイントが分離されるようにするには、Breakable をオンにします。たとえばこの図では、球が落ちたときにはブリッジのコンストレイントを分離させるための十分なフォースがありません。 しかし次のイメージでは、球が高く持ち上げられ、ブリッジを破壊するために十分なフォースがあります。
ブリッジのヒンジの Breakable アトリビュートをオフにすると、どのようなフォースが加えられてもブリッジは壊れません。
- リニア ダンピング(Linear Damping)
- 変換フォースの抑制率として 0.0～1.0 の間の値(既定値は 0.01)を設定することができます。値を 1.0 に設定すると、変換に適用されるフォースを完全に抑制します。適用対象のコンストレイントは、スライダ(Slider)とスプリング 6 自由度(Spring Six Degrees of Freedom)です。
- リニアの柔らかさ(Linear Softness)
- 変換フォースを和らげるための 0.0 ～ 1.0 の間の値(既定は 0.0)を設定することができます。
- リニアの回復(Linear Restitution)
- 影響を受けるオブジェクトの回復(またはバウンス)の 0.0～1.0 の間の値を設定できます(既定値は 0.0)。
- 角度ダンピング(Angular Damping)
- 回転に適用されるフォースを抑制するための 0.0～1.0 の間の値(既定値は 0.01)を設定できます。値を 1.0 に設定すると、回転に適用されるフォースを完全に抑制します。
- 角度の柔らかさ(Angular Softness)
- 回転に適用されるフォースを和らげるための 0.0～1.0 の間の値を設定できます(既定値は 0.0)。
- 角度の回復(Angular Restitution)
- オブジェクトの回転の回復(バウンス)の 0.0～1.0 の間の値を設定できます(既定値は 0.99)。
- リニア コンストレイント X (Linear Constraint X)
- 線形変換を固定するか自由にするか X 軸に制限するかを定義することができます。
- リニア コンストレイント Y (Linear Constraint Y)
- 線形変換を固定するか自由にするか Y 軸に制限するかを定義することができます。
- リニア コンストレイント Z(Linear Constraint Z)
- 線形変換を固定するか自由にするか Z 軸に制限するかを定義することができます。
- リニア コンストレイントの最小(Linear Constraint Min)
- X、Y、および Z 変換の最小値を定義することができます。
- リニア コンストレイントの最大(Linear Constraint Max)
- X、Y、および Z 変換の最大値を定義することができます。
- 角度コンストレイント X(Angular Constraint X)
- 軸の回転を固定するか自由にするか X 軸に制限するかを定義することができます。
- 角度コンストレイント Y(Angular Constraint Y)
- 軸の回転を固定するか自由にするか Y 軸に制限するかを定義することができます。
- 角度コンストレイント Z(Angular Constraint Z)
- 軸の回転を固定するか自由にするか Z 軸に制限するかを定義することができます。
- 角度コンストレイントの最小(Angular Constraint Min)
- X、Y、Z の角度に対して最小角を度数(-360～360)で定義できます。
- 角度コンストレイントの最大(Angular Constraint Max)
- X、Y、Z の角度に対して最大角を度数(-360～360)で定義できます。
- リニア制限の柔らかさ(Linear Limit Softness)
- 0.0～1.0 の間の値を設定できます(既定値は1.0)。
- リニア制限のバイアス(Linear Limit Bias)
- 0.0～ 1.0 の間の値を設定できます(既定値は 0.3)。
- リニア制限の緩和(Linear Limit Relaxation)
- 0.0～1.0 の間の値を設定できます(既定値は1.0)。
- 角度制限の柔らかさ(Angular Limit Softness)
- 自由な動きのできる最大値をパーセンテージで指定できます。この柔らかさのパーセンテージを超えると、制限が上限(1.0)に達する(ハードになる)まで徐々に適用されます。0.0～1.0 の間の値です(既定値は1.0)。推奨値は 0.8 です。
- 角度制限のバイアス(Angular Limit Bias)
- コンストレイントが角度制限の違反に反抗する強さを指定できます。指定できる値は 0.0～1.0 の間です(既定値は 0.3)。
- 角度制限の緩和(Angular Limit Relaxation)
- 角度制限に違反する速度にコンストレイントが抵抗する程度を指定できます。値が小さいほど、コンストレイントが違反に抵抗する程度が低くなります。0.0～ 1.0 の間の値です(既定値は 1.0)。推奨値は 1.0 付近です。
- リニア モーターの有効化(Linear Motor Enabled)
- 始動したモーターが直線的に押すことができるようになります。適用されるコンストレイントは、スライダ(Slider)とスプリング 6 自由度(Spring Six Degrees of Freedom)です。
- リニア モーターのターゲット スピード(Linear Motor Target Speed)
- 始動したモーターの目標速度を設定することができます。適用されるコンストレイントは、スライダ(Slider)とスプリング 6 自由度(Spring 6 Degrees of Freedom)です。
- リニア モーターの最大フォース(Linear Motor Max Force)
- 始動したモーターの最大フォースを設定できます。適用されるコンストレイントは、スライダ(Slider)とスプリング 6 自由度(Spring 6 Degrees of Freedom)です。
- 角度モーターの有効化(Angular Motor Enabled)
- X、Y、Z 軸のモーターをオンまたはオフにします。
- 角度モーターのターゲット スピード(Angular Motor Target Speed)
- モーターの X、Y、Z 軸の目標速度を指定することができます。
- 角度モーターの最大フォース(Angular Motor Max Force)
- X、Y、Z 軸のそれぞれに対し 1 回のシミュレーション ステップで適用できるモーターの最大インパルスを指定することができます。0.0 に等しいか、それより大きい値にします。
- リニア スプリング X の有効化(Linear Spring X Enabled)
- X 変換でリニア スプリングを有効にすることができます。リニア スプリングと角度スプリングをサポートするコンストレイントは、スプリング ヒンジ(Spring Hinge)とスプリング 6 自由度(Spring Six Degrees of Freedom)です。
- リニア スプリング Y の有効化(Linear Spring Y Enabled)
- Y 変換でリニア スプリングを有効にできます。リニア スプリングと角度スプリングをサポートするコンストレイントは、スプリング ヒンジ(Spring Hinge)とスプリング 6 自由度(Spring Six Degrees of Freedom)です。
- リニア スプリング Z の有効化(Linear Spring Z Enabled)
- Z 変換でリニア スプリングを有効にすることができます。リニア スプリングと角度スプリングをサポートするコンストレイントは、スプリング ヒンジ(Spring Hinge)とスプリング 6 自由度(Spring Six Degrees of Freedom)です。
- リニア スプリングの固さ(Linear Spring Stiffness)
- ボディに対するリニア スプリングの固さを設定することができます。これは 0.0 に等しいかそれより大きい正の値です。適用されるコンストレイントは、スプリング ヒンジ(Spring Hinge) (Y 軸のみ)とスプリング 6 自由度(Spring Six Degrees of Freedom)です。
- リニア スプリング ダンピング(Linear Spring Damping)
- ボディに対する角度スプリングのダンピングを設定することができます。値は正の値で、0.0～1.0 の間です。値が 1.0 の場合はダンピングなしです。適用されるコンストレイントは、スプリング ヒンジ(Spring Hinge) (Y 軸のみ)とスプリング 6 自由度(Spring Six Degrees of Freedom)です。
- 角度スプリング X の有効化(Angular Spring X Enabled)
- X 回転の角度スプリングを有効にすることができます。適用されるコンストレイントは、スプリング ヒンジ(Spring Hinge)とスプリング 6 自由度(Spring Six Degrees of Freedom)です。
- 角度スプリング Y の有効化(Angular Spring Y Enabled)
- Y 回転の角度スプリングを有効にできます。適用されるコンストレイントは、スプリング ヒンジ(Spring Hinge)とスプリング 6 自由度(Spring Six Degrees of Freedom)です。
- 角度スプリング Z の有効化(Angular Spring Z Enabled)
- Z 回転の角度スプリングを有効にできます。適用されるコンストレイントは、スプリング ヒンジ(Spring Hinge)とスプリング 6 自由度(Spring Six Degrees of Freedom)です。
- 角度スプリングの固さ(Angular Spring Stiffness)
- ボディに対する角度スプリングの固さを設定できます。これは 0.0 に等しいかそれより大きい正の値です。適用されるコンストレイントは、スプリング ヒンジ(Spring Hinge)とスプリング 6 自由度(Spring Six Degrees of Freedom) (Y 軸のみ)です。
- 角度スプリング ダンピング(Angular Spring Damping)
- ボディに対する角度スプリングのダンピングを設定できます。値は正の値で、0.0～1.0 の間です。値が 1.0 の場合はダンピングなしです。適用されるコンストレイントは、スプリング ヒンジ(Spring Hinge)とスプリング 6 自由度(Spring Six Degrees of Freedom) (Y 軸のみ)です。