nCache > キャッシュにアペンド(nCache > Append to Cache)

現在選択されているオブジェクトの新しい nCache を生成し、有効な nCache にアペンドします。時間上で、アペンドされたキャッシュが有効なキャッシュとオーバーラップする場合、有効なキャッシュと自動的にブレンドされます。ただし有効なキャッシュとアペンドされるキャッシュ間に時間のギャップがある場合、そのギャップは線形的に補間され、ギャップのキャッシュ データはアペンドされるキャッシュに保存されません。

nCache > キャッシュにアペンド(nCache > Append to Cache) >

nCache にアペンド オプション(Append to nCache Options)ウィンドウを開きます。

アペンド タイム レンジ(Append time range)

作成して現在選択されているオブジェクトの有効なキャッシュにアペンドする nCache のキャッシュ タイム レンジ(Cache time range)を定義できます。

現在のタイム(Current time)

現在のフレームのみをキャッシュして、有効なキャッシュにアペンドすることを指定します。

現在のタイムからタイム スライダの終端(Current time to Time slider End)

有効になっているキャッシュに対して作成しアペンドする nCache のキャッシュ タイム レンジ(Cache Time Range)が、現在のタイム(Current time)のインジケータの時間上の現行位置で開始し、再生終了時間(Playback end time)で終了するよう指定します。

タイム スライダ(Time slider)

有効になっているキャッシュに対して作成しアペンドする nCache のキャッシュ タイム レンジ(Cache time range)が再生範囲全体であることを指定します。

キャッシュの最後からタイム スライダの終端(End of cache to Time slider end)

有効になっているキャッシュに対して作成しアペンドする nCache のキャッシュ タイム レンジ(Cache time range)が、有効なキャッシュのソースの終点(Source end)で開始し、再生終了時間(Playback end time)で終了するよう指定します。

キャッシュの最後から終了時間(End of cache to end)

有効になっているキャッシュに対して作成しアペンドする nCache のキャッシュ タイム レンジ(Cache time range)が有効なキャッシュのソースの終点(Source End)で開始し、アニメーション終了時間(Animation End Time)で終了するよう指定します。

開始/終了(Start/End)

有効になっているキャッシュに対して作成しアペンドする nCache のキャッシュ タイム レンジ(Cache time range)開始/終了(Start/End)フィールドで指定されている開始(Start)時間で開始し、終了(End)時間で終了するよう指定します。

開始/終了(Start/End)

これらのフィールドでは、キャッシュ タイム レンジ(Cache time range)開始(Start)時間と終了(End)時間を指定できます。

評価(# フレームごと) (Evaluate every # frame(s))保存(# 評価ごと) (Save every # evaluation(s))

nCache の作成時、オブジェクトのシミュレーションのサンプルがフレームごとに 1 つ取得され、既定でキャッシュに保存されます。

評価(# フレームごと) (Evaluate every # frame(s))は、nCache 作成時にサンプルを取得する頻度を指定します。たとえばこの値が 2 の場合、キャッシュ タイム レンジ(Cache Time Range)の間、現在選択されているオブジェクトのシミュレーションが 1 フレームおきにキャッシュされます。

保存(# 評価ごと) (Save every # evaluation(s))は、nCache 作成時に保存するサンプルを指定します。たとえばこの値が 2 の場合、評価(# フレームごと) (Evaluate every # frame(s))オプションで指定したサンプルを 1 つおきに、nCache に保存されます。

詳細については、nCache の作成を参照してください。

関連項目