共有ディスプレイ レイヤ

共有ディスプレイ レイヤを使用して現在のシーンにファイル リファレンスを設定すると、リファレンス対象シーンのディスプレイ レイヤは現在のシーンのディスプレイ レイヤ(すべてのリファレンスのディスプレイ レイヤを含む)と結合されます。このため、シーン全体(リファレンスを含む)で同じディスプレイ レイヤを使用する場合にディスプレイ レイヤを複製しないようにします。

Maya では、ディスプレイ レイヤ名を使用して、現在のシーンにリファレンス ディスプレイ レイヤを追加する方法が定義されます。ディスプレイ レイヤ名が親シーン内にある場合、子シーン内の同じ名前のディスプレイ レイヤに割り当てられたオブジェクトが参照されると、それらはオリジナルの親ディスプレイ レイヤに追加されます。

親シーンにないディスプレイ レイヤが子シーンに含まれている場合、子シーンが参照されると、そのディスプレイ レイヤが親シーンのディスプレイ レイヤ(Display Layer) エディタに表示されます。後でこれらの子シーンが親シーンから除去されれると、子シーンに関連するシーンもディスプレイ レイヤ(Display Layer) エディタから除去されます。

共有ディスプレイ レイヤは自動的に既定のネームスペースに配置されます。

注:

リファレンス ノードで共有される編集はすべて、1 つの共有リファレンス ノードに格納されます。共有リファレンスは、リファレンスの削除(Remove Reference)メニュー項目を使用してリファレンス エディタ(Reference Editor)からのみ除去することができます。共有リファレンス ノードは共有された任意のリファレンスについて維持され、最後の共有リファレンスが削除されて初めて除去されます。

関連項目