既定では、すべてのオブジェクトがコースティクスを投影して受け取りますが、一般的には、目的の外観を実現するためにすべてのオブジェクトを投影して受け取る必要はありません。フォトンを投影する/受け取る必要のあるオブジェクトを正確に指定することで、グローバル イルミネーションまたはコースティクスの外観を微調整するか、またはレンダリング時間を短縮できます。
通常、これらのオブジェクト単位の(ローカル)設定を単独で使用できますが、シーン全体(グローバル)にオーバーライドして使用し、グローバル イルミネーションとコースティクスのレンダリングを最大限に制御します (シーン全体のフォトン トレーシングをオーバーライドするように設定するを参照してください)。
オブジェクト単位のグローバル設定を統合する方法は、目的に応じて異なります。たとえば、シーンにあるグローバル イルミネーションを受けるオブジェクトにフラグを付け、その他のオブジェクトはそのままにすることができます。また、コースティックを生成するオブジェクトを除き、コースティックを受けるオブジェクトすべてにフラグを付けることができます。
オブジェクトにフラグを立ててフォトンを関与させるには
シーン全体のフォトン トレーシングをオーバーライドするように設定するを参照してください。
選択したオブジェクトのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)を展開し(+A)、mental ray セクションを展開してからアトリビュートを調整します。