リジッド スキニングのワークフロー例

この設定例はスムーズ スキニングによる円柱のスキニングに類似しているため、リジッド スキニングとスムーズ スキニングを比較することができます。

リジッド スキニングによる円柱のスキニング

円柱(円柱プリミティブ)を作成するには

  1. 次のオプションを使用して NURBS 円柱を作成します。
    • 高さ(Height): 8
    • セクション(Sections): 16
    • スパン(Spans): 32

円柱用にスケルトンを作成するには

  1. 円柱用にスケルトンを作成します。スケルトンは 7 個くらいのジョイントを持つ単一のジョイント チェーンで構成します。

    このスケルトンは単一のジョイント チェーン(joint1 ～ joint7)で構成されています。 Joint4 は円柱のほぼ中央から始まっています。

リジッド スキニングによってバインドするには

  1. ルート ジョイントを選択し(既定の名称は joint1)、さらにシリンダも選択します。
  2. コマンド ラインで、RigidBindSkin と入力します。

スケルトン動作させるには

  1. ほぼ円柱の中心に近いジョイント(たとえば、joint4)を選択して、約 90° 回転させてください。

リジッド スキニングによって回転したジョイントの周囲に、角のあるデフォメーション エフェクトが作成されます。クラスタ ウェイト ペイント ツール(Paint Cluster Weights Tool)を使用してデフォメーション エフェクトを調整することができます。

折り目をペイントするには

  1. スムーズ シェーディング表示モードを選択します(ホットキー 5 を押します)。
  2. 円柱を選択します。
  3. デフォーマの編集 > クラスタ ウェイト ペイント ツール(Edit Deformers > Paint Cluster Weights Tool) > を選択します。
  4. ツール設定(Tool Settings)ウィンドウに paintWeights フィールドが表示されます。
  5. クラスタ(Cluster)ボックスに注目します。
  6. リジッド スキン ポイント セットをクリックします。たとえば、joint3Cluster1 をクリックします。
  7. クラスタ(Clusters)セクション内のフィールドで、もう 1 つのリジッド スキン ポイント セットをクリックします。たとえば、joint4Cluster1 をクリックします。
  8. 他のリジッド スキン ポイント セットをクリックします。たとえば、joint2Cluster1 をクリックします。
  9. クラスタ ウェイト ペイント ツール(Paint Cluster Weights Tool)のブラシを使用して、デフォメーション エフェクトをスムーズにします。

フレクサを使用すれば、リジッド スキニングをよりスムーズにしたり、さらに変形したりすることができます。詳細については、すべてのタイプのフレクサを作成するを参照してください。

親トピック: リジッド スキニングを設定する