Maya を介さずに環境変数を設定するには、標準的なオペレーティング システム コマンドを使用する方法と、Maya.env ファイルを編集する方法の 2 通りがあります。Maya.env ファイルを使用すると、標準的な環境設定と Maya 固有の変数が混同されないので、こちらの方法をお薦めします。また、複数のマシンで共有するローミング プロファイルとして Maya.env を設定することもできます。たとえば、複数の Windows マシンで分散レンダリングするときに便利です。ローミング プロファイルの設定についての詳細は、使用しているネットワークの関連ドキュメントを参照してください。
(全プラットフォーム) Maya.env ファイルで環境変数を設定するには
(Mac OS X) Maya.env はテキスト ファイルで、任意のテキスト エディタで作成および編集ができます。テキストエディットやワード プロセッサ プログラムを使用する場合は、ファイルを RTF ではなく、必ず、ASCII (基本)テキスト ファイルで保存してください (テキストエディットの[環境設定]ウィンドウで、[新規書類]の[フォーマット]を[標準テキスト]に設定し、[開く/保存]タブの[標準テキストファイルに拡張子 “.txt” を追加] をオフにします)。
拡張子 .env はテキスト ファイルとしては認識されないので、ファイル名やアイコンをダブル クリックするのではなく、ワード プロセッサ アプリケーションから Maya.env を開く必要があります。
<NAME>=<value>
Linux、Mac OS X:
MAYA_PLUG_IN_PATH = $MAYA_APP_DIR/scripts/test
Windows:
MAYA_PLUG_IN_PATH = %MAYA_APP_DIR%\scripts\test
USER_SCRIPT_PATH = /Volumes/Sapphire/render/scenes/lego pov library/Library:/Volumes/Sapphire/render/scenes/maya/script:; MAYA_SCRIPT_PATH = $USER_SCRIPT_PATH:$MAYA_SCRIPT_BASE/scripts/test:$MAYA_SCRIPT_BASE/scripts/unsupported
SHARED_MAYA_DIR = HostName:/usr/localhome/public/maya/2015 MAYA_SCRIPT_PATH = $SHARED_MAYA_DIR/scripts:$MAYA_APP_DIR/scripts/custom MAYA_PLUG_IN_PATH = $SHARED_MAYA_DIR/plug-ins TMPDIR = /disk2/tempspace
MAYA_SCRIPT_PATH = %MAYA_APP_DIR%\scripts\test MAYA_PLUG_IN_PATH = %MAYA_LOCATION%\devkit\plug-ins;%MAYA_LOCATION%\devkit\test TMPDIR = D:\tempspace
しかし、たとえば、Maya.env からパスをコピーし、シェルにペーストする場合などに、エラーを回避するためにも、使用しているプラットフォーム固有の書式を使用することをお薦めします。