もっとも一般的に使用されるアセットは、トランスフォーム ノードを含むアセットです。トランスフォーム ノードを含むアセットは、まとめて操作するオブジェクトの集まり(たとえば、シーン内で単一のプロパティを構成するジオメトリの複数の部分)に最も適しています。
トランスフォーム付アセットを作成するには
トランスフォーム付アセットの作成オプション(Create Asset with Transform Options)ウィンドウが表示されます。
選択したノードとその子を収めたアセット ノードが作成されます。
トランスフォーム ノードを含まないアセットを作成することもできます。トランスフォームを含まないアセットは、DAG 階層と連携する必要がないノードに適しています(ライティング、シェーディングなど)。
DAG 階層と連携させる場合は高度なアセットを詳細に設定する必要がありますが、これはノードを階層に挿入しないアセットを作成する場合、またはカプセル化されたノードのペアレント化を詳細にコントロールする場合に便利です。
高度なアセットの作成オプション(Create Advanced Asset Options)ウィンドウを使用すると、選択したノードに接続または関連するノードもアセットに含めるかどうかをカスタマイズできます。
トランスフォーム ノードを含まないアセットを作成するには
高度なアセットの作成オプション(Create Advanced Asset Options)ウィンドウが表示されます。
接続済みを含む(Include Connected)オプションは、選択したノードに直接接続されるノード、ならびに間接的に接続されるノードを入れます(ノードが直接接続されるノードに接続する場合など)。
選択したオブジェクトと指定した関連ノードを収めたアセット ノードが作成されます。
基本的なアセットと高度なアセットのどちらでも、組み込みオプション(Include Options)で含めるよう指定したノードのサブセットをアセットに含めたい場合があります。アセットを作成してから不要なノードを手動で除去することも可能ですが、内容のプレビュー(Preview contents)オプションを使用して、アセットを作成する前に選択項目をカスタマイズできます。
接続されるノードまたは関連するノードのサブセットを含むアセットを作成するには
すべての接続済みノードまたは関連ノードが必要な場合でも、これらのオプションはノード選択に非常に便利です。
高度なアセットの作成オプション(Create Advanced Asset Options)ウィンドウが表示されます。
現在選択されているノードだけをカプセル化するアセットが作成されます。
トランスフォーム付アセットにこのテクニックを使用することもできますが、そのようなアセットには選択したノードの子は自動的に配置されるため、それほど役立ちません。