ここでは例として 3 つのオブジェクトがあるシーンを使います。まず、パース ビューと立体視ビューを同時に表示するために、パネル > レイアウト > 2 ペイン(左右) (Panels > Layouts > Two Panes Side by Side)を選択します。
立体視カメラを作成するには、次の手順を実行します。
立体視カメラを作成するには、立体視 > 作成 > 立体視カメラ(Stereo > Create > Stereo Camera)を選択することもできます。
立体視カメラが作成されたことを示す、3 台のカメラからなるアイコンが表示されます。
まずオブジェクトを配置したシーンを設定してから立体視カメラを作成することをお勧めします。
立体視モードで見やすいように、必要に応じてバックグラウンド カラーを変更できます(立体視 > バックグラウンド カラー(Stereo > Background Color))。
これでシーンに立体視カメラが作成され、名前が付きました。次に、カメラのアトリビュートを調整して、アナグリフ エフェクトを微調整します。
Windows 用 Maya の立体視の動作環境は、http://www.autodesk.co.jp/hardware を参照してください。
ここでは立体視カメラ アトリビュートの微調整に関する一般的なガイドラインを説明します。
表示方法によって設定が異なる場合があるので、出力デバイスを変更した場合には、軸間の分離(Interaxial Separation)を再調整する必要があります。
この例での立体視の効果は、ゼロ視差のプレーン(Zero Parallax Plane)が 2 つのオブジェクト間にある場合に最もリアルになります。
この例ではアナグリフ(Anaglyph)表示モードを使用しており、視差プレーンの前と後のオブジェクトでは赤/シアンが入れ替わっています。ゼロ視差のプレーンの後ろのオブジェクトについては、オブジェクトはシアン/赤で表示されます。ゼロ視差のプレーンの前のオブジェクトについては、オブジェクトは赤/シアンで表示されます。