選択コンストレイントを使用すると、すばやくコンポーネントのグループを選択することができます。
モデリング ツールキット(Modeling Toolkit)の電源ボタンがオフの場合は、モデリング ツールキット(Modeling Toolkit)の選択コンストレイントは選択項目をフィルタしません。次のオプションは、同じメッシュ上の他のコンポーネントに選択項目を伝播します。
オンの場合は、メッシュ上にカーソルを移動すると指定された角度許容範囲内にある連続するコンポーネントが自動的にハイライト表示されます。ハイライトされた領域をクリックすると選択されます。角度(Angle)選択コンストレイントがオンになっているときにセレクション ボックスにより選択すると、セレクション ボックス内のすべてのコンポーネントが選択され、指定された角度許容範囲内にある、セレクション ボックスの外のすべてのコンポーネントに選択を展開します。
Maya 2015 以前のバージョンでは、1 つのコンポーネントを選択すると、指定された角度許容範囲内にある他のコンポーネントに選択項目が自動的に拡大されます。セレクション ボックスで複数のコンポーネントを選択する場合、セレクション ボックスに含まれておらず、指定された角度許容範囲内にある任意のコンポーネントも選択されます。
オンの場合は、メッシュ上にカーソルを移動すると既存の境界が自動的にハイライト表示されます。ハイライト表示されている境界線をクリックすると選択されます。セレクション ボックスでの選択に境界コンポーネントが含まれている場合、セレクション ボックス内のすべてのコンポーネントが選択され、セレクション ボックス外の残りの境界コンポーネントも選択されます。境界上にないコンポーネントをセレクション ボックス選択からフィルタするには、境界(Border)選択コンストレイントをオンにし、次に、選択コンストレイント(Selection Constraint)ウィンドウを開き(選択 > コンストレインを使用した選択(Select > Select Using Constraints))、コンストレイント(Constrain)にすべておよび次(All and Next)、位置(Location)に境界上(OnBorder)を設定します。
Maya 2015 以前のバージョンでは、1 つの境界コンポーネントを選択すると、コンポーネントにある他の境界に選択項目が自動的に拡大されます。セレクション ボックスで選択し、選択項目に境界コンポーネントが含まれている場合は、境界上にないすべてのコンポーネントが選択から除外され、次に、コンポーネントにある他の境界に選択項目が拡大されます。
オンの場合、メッシュ上にカーソルを移動するとエッジループが自動的にハイライト表示されます。ハイライト表示されたエッジ ループををクリックすると選択されます。
エッジ ループ(Edge Loop)選択コンストレイントがオンのときにセレクション ボックスで選択すると、セレクション ボックス内のエッジとすべての関連するエッジ ループが選択されます。また、セレクション ボックスで選択を行っているときにエッジ ループを追加および削除することもできます(「選択項目からコンポーネントを追加および削除する」を参照してください)。
オンの場合、メッシュ上にカーソルを移動するとエッジ リングが自動的にハイライト表示されます。ハイライト表示されたエッジ リングををクリックすると選択されます。
エッジ リング(Edge Ring)選択コンストレイントがオンのときにセレクション ボックスで選択すると、セレクション ボックス内のエッジとすべての関連するエッジ リングが選択されます。また、セレクション ボックスで選択を行っているときにエッジ リングを追加および削除することもできます(「選択項目からコンポーネントを追加および削除する」を参照してください)。
オンの場合は、メッシュ上にカーソルを移動すると既存のシェルが自動的にハイライト表示されます。ハイライト表示されているシェルをクリックすると選択されます。このオプションは、メッシュ > 結合(Mesh > Combine)を使用すると作成されるメッシュのように、一連の個別の部分から構成されるオブジェクトの場合に便利です。
Maya 2015 以前のバージョンでは、1 つのコンポーネントを選択するかセレクション ボックスで複数のコンポーネントを選択すると、関連付けられたシェル上の他のすべてのコンポーネントに選択項目が拡大されます。