アトリビュート値の転送(Transfer Attribute Values)オプションを使用して、1つのオブジェクト(ソース)からの値を別のオブジェクト(ターゲット)に転送することができます。これは、1 つのオブジェクトから別のオブジェクトに転送や複製をすばやく行う場合に便利です。
オブジェクト間でアトリビュート値を転送するには
アトリビュート値の転送オプション(Transfer Attribute Values Options)ウィンドウが表示されます。
アトリビュート値の転送オプション(Transfer Attribute Values Options)ウィンドウでオンに設定しているオプションに応じて、複数の動作を実行できます。
値(Values)オプションを使用すると、共通の名前を持つすべてのアトリビュートをソースからターゲットにコピーすることができます。次に、値(Values)がオンである場合に、スケール アトリビュートを矢印から円柱にコピーする例を示します。値(Values)がオフの場合には、円柱はオリジナルのサイズのままです。
円柱の回転と移動は、値(Values)のオン/オフに関係なく、矢印の回転と移動と同じです。これは、これらのアトリビュートがカーブに接続されているためです。
入力接続(In connections)オプションを使用すると、ソース ノードへのすべての受信接続をターゲット ノードに複製したり、ターゲット ノードに転送したりできます。
次に、入力接続(In connections)がオフの場合に、円柱は矢印の初期値をコピーしますが、移動がカーブからの入力に応じて異なるためにアニメートされない例を示します。
入力接続(In connections)をソースと共有(Share with source)に設定すると、矢印と円柱の両方がアニメートされます。これは、両方にカーブからの受信接続があるためです。
入力接続(In connections)をソースから転送(Transfer from source)に設定すると、円柱のみがアニメートされます。これは矢印への受信接続が削除されるためです。
受信接続とは異なり、出力接続は転送のみ可能です。
アトリビュート値の転送オプション(Transfer Attribute Values Options)ウィンドウでは、複数のコンテナ専用オプションも設定することができます。詳細については、アセットとファイル リファレンスを参照してください。