カスタム アトリビュートを作成、編集、削除する

オブジェクトにカスタム アトリビュートを追加するには

1. アトリビュートを追加するオブジェクトまたはノードを選択します。
2. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、アトリビュート > アトリビュートの追加(Attributes > Add Attributes)を選択するか、メイン メニュー バーから修正 > アトリビュートの追加(Modify > Add Attribute)を選択します。
3. アトリビュートのロング ネーム(Long Name)を入力します。
4. (オプション)ナイス ネームのオーバーライド(Override Nice Name)をオンにして、アトリビュートの既定でないナイス ネームを追加します。

   既定でナイス ネームが作成されます。途中に大文字のあるテキスト(testAttribute)は、スペースが挿入されたテキスト(Test Attribute)に置き換えられます。独自のナイス ネームを設定してより柔軟にすることができます。たとえば、アトリビュートのナイス ネームをローカル言語(日本語)で作成する場合です。

5. キー設定可(Keyable)オプションを設定します。

   アトリビュートがキー設定可の場合、その値をキーフレーム アニメーションで使用することができます。キー設定可のアトリビュートはチャネル ボックス(Channel Box)に表示されます。表示可(Displayable) (チャネル ボックス(Channel Box)に表示されますが、キー設定不可です)またはどちらでもない(Neither) (非表示(Hidden))を選択することもできます。

6. アトリビュートに格納する値のタイプを選択します。
   • Vector: 3 つの float (浮動小数点)値
   • Float: 単一の float 値
     注: 浮動小数点値は、インタフェースで完全に正確には表示されません。Maya にはカスタマイズ可能な小数点以下桁数の数値しか表示されず、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)には常に小数点以下 3 桁しか表示されませんが、float (浮動小数点数)アトリビュートの実際の値はメモリに保持されています。
   • Integer: 単一の整数値
   • Boolean: オン/オフの切り替え
   • String: テキスト文字列
   • Enum: 選択リスト
7. 追加(Add)ボタンをクリックします。

選択したノードにアトリビュートを追加します。(必ずしもアトリビュート エディタ(Attribute Editor)に現在表示されているノードではありません。)

カスタム アトリビュートを編集するには

1. 編集するカスタム アトリビュートを含むオブジェクト/ノードを選択します。
2. 修正 > アトリビュートの編集(Modify > Edit Attribute)を選択するか、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、アトリビュート > アトリビュートの編集(Attributes > Edit Attributes)を選択します。
3. アトリビュートの名前をクリックして編集します。

   アトリビュート名には、下線(_)とシャープ記号(#)以外のすべての句読点は使用できません。

カスタム アトリビュートを削除するには

1. 削除するカスタム アトリビュートを含むオブジェクト/ノードを選択します。
2. 修正 > アトリビュートの削除(Modify > Delete Attribute)を選択します。
3. アトリビュートの名前をクリックして、削除(Delete)をクリックします。