レンダー レイヤ、パス、カメラを Composite、または Flame のようなコンポジットと前処理用の別のソフトウェアに書き出すには、これを選択します。このオプションは、以前に書き出したのと同じファイル名と設定を使用して要素を書き出します。書き出しを実行したことがない場合は、既定のファイル名 scenename.precomp が使用され、シーン内のすべてのレンダー レイヤ、パス、カメラが書き出しされます。
このメニュー項目を使用して、レンダー レイヤ、パス、カメラを Composite に書き出します。
プリコンポジットの書き出し(Export Pre-Compositing)エディタを開きます。このウィンドウを使用して、次の操作を実行できます。
プリコンポジットの書き出し(Export Pre-compositing)エディタは、次の 3 つのタブに分かれています。カメラ(Cameras)、レンダー レイヤ(Render Layers)、レンダー パス(Render Passes)。書き出す要素に応じて、適切なタブを選択します。
アイコンを使用して、レンダー レイヤ、レンダー カメラ、またはレンダー パス階層を展開します。
アイコンは、すべての要素が書き出しされることを示します。 アイコンは、一部の要素のみが書き出しされることを示します。
次の例では、拡散と白熱光のパスのみが書き出しされます。つまり、Bob (rander layer)の横にある アイコンは、一部の要素のみが書き出しされることを示しています。
カメラの親を変更すると(ペアレント化とペアレント化の解除)、カメラの固有名が変更され、プリコンポジットのワークフローが壊れます。
すべて書き出し(Export All)ボタンまたは選択項目の書き出し(Export Selection)ボタンをクリックし、レンダー レイヤ、パス、およびカメラを Composite に書き出します。PRECOMP ファイルの書き出し(Export PRECOMP file)ウィンドウが開き、ここで書き出しされたファイルの名前を入力できます。
プリコンポジット シーン アンカー(Pre-Compositing Scene Anchor)を使用して、Maya シーンを Composite マスター構成(シーン構成)に接続します。シーン内のすべての要素がシーン アンカーに接続されます。シーン名は、たとえばバージョン 1 からバージョン 2 に変更できますが、シーン アンカーの名前は変更できません。同じコンポジットに属するすべての要素、たとえばカメラ、レンダー パス、レンダー レイヤなどは、同じシーン アンカーを持つ必要があります。
プリコンポジットの書き出し(Export Pre-Compositing)ウィンドウからすべて書き出し(Export All)または選択項目の書き出し(Export Selection)を選択すると、Composite は指定したアンカー名のシーン構成を見つけようとします。該当するコンポジットが存在しない場合は、新規コンポジットを構築します。コンポジットが存在する場合は更新します(Composite の読み込みオプションによって、更新/作成/再作成モードが異なります)。
正しいシーン アンカーが定義されていないと、書き出しは実行できません。プリコンポジット シーン アンカー(Pre-Compositing Scene Anchor)フィールドに名前を入力しないですべて書き出し(Export All)ボタンまたは選択項目の書き出し(Export Selection)ボタンをクリックした場合、名前を定義するか、それともシーン名をアンカーとして使用するか尋ねるプロンプトが表示されます。シーン名をシーン アンカーとして使用するのは避けてください。Maya シーンと Composite プロジェクトのシーン構成との間の固有な接続が壊れてしまいます。例外として、書き出すのが 1 回のみで、その後は構成を更新するつもりがない場合があります。たとえば、Composite でプリコンポジット テンプレートを作成するだけの場合は、シーン アンカー ファイルは不要です。シーン アンカーは既存のシーン構成の更新にしか使用しません。
このセクションを使用して、プリコンポジット ファイルの変更を特定します。