レンダラ > 旧式の高精度ビューポート(Renderer > Legacy High Quality Viewport)

高精度インタラクティブ シェーディングをオンにすると、ハードウェア レンダラによってシーンが高精度で描画されます。これによって、ソフトウェアによるシーン レンダーを行わなくても、最終的なレンダリング結果に近い結果を確認することができます。

サポートされていないものを以下に示します。

高精度シェーディングを有効にするには

  1. スムーズ シェーディング(またはそれ以上)がオンになっていることを確認します(5 ~ 7 を押す)。
  2. 目的のシーン ビューで、シェーディング > 高精度レンダリング(Shading > High Quality Rendering)を選択します。

レンダラ > 高精度レンダリング(Renderer > High Quality Rendering) >

以下は、ハードウェア レンダラ表示オプション(Hardware Renderer Display Options)ウィンドウのオプションの説明です。

表示精度(Display Quality)

低精度ライティング(Low Quality Lighting)

低精度 ライティングとは、頂点でのみライトが計算されて結果が調整される頂点単位のライティングのことです。レンダーは高速で画質もかなり優れています。

ビューポート ライトと一致(Match Viewport Lights)

オンの場合、グラフィック カードでサポートされているできるだけ多くのライト(通常は 8 個)が使用されます。

透明シャドウ マップ(Transparent Shadow Maps)

完全に透明なオブジェクトの領域は影を投影しません。たとえば、シェーダの透明チャネル(オブジェクト上の)を格子縞模様のテクスチャにマップしても、そのオブジェクトの完全に透明な領域は影を投影しません。

表示パラメータ(Display Parameters)

オクルージョン カリング(Occlusion Culling)

このオプションは、一部のオブジェクトがアクティブ カメラの視点から見えなくなるような複数のオブジェクトを含むシーンの性能を向上させます。オンの場合は、見えないオブジェクトを描画しないことによって性能が向上します。

カリング オーバーライド(Culling Override)

サーフェス上のすべての点には、サーフェスの「前面」と見なされる(カリングのため)方向を指す法線があります。

  • 片面とは、法線がライトの方向を向いていれば、サーフェスがライトで照らされることを意味します。
  • 両面とは、サーフェスの前面と裏面が照らされることを意味します。
    カラー テクスチャ解像度(Color Texture Resolution)

    グラフィックス ハードウェアによるハードウェア レンダリングがシェーディング ネットワークを処理することができない場合は、シェーディング ネットワークがチェックされて、ハードウェア レンダラで使用可能なファイル テクスチャ(2D イメージ)に変換されます。

    このオプションは、結果テクスチャの寸法を指定します。影響を受けるチャネルには、カラー、白熱、アンビエント、反射カラーおよび透明度があります。既定値は 128 です。これは、ベイク処理されたカラー イメージの解像度がすべて 128×128 ピクセルになることを意味します。

    バンプ テクスチャ解像度(Bump Texture Resolution)

    グラフィックス ハードウェアによるハードウェア レンダリングがシェーディング ネットワークを処理することができない場合は、シェーディング ネットワークがチェックされて、ハードウェア レンダラで使用可能なファイル テクスチャ(2D イメージ)に変換されます。

    このオプションは、結果テクスチャの寸法を指定します。既定値は 256 です。これは、ベイク処理されたバンプ イメージの解像度がすべて 256×256 ピクセルになることを意味します。