スクリプト エディタ(Script Editor)にテキストを表示します。この関数を使用して、アトリビュートや変数の内容を表示することができます。これは、エクスプレッションのデバッグに役立ちます。
print(string text)
print(vector number)
print(float number)
print(int number)
print(array number)
text は、二重引用符で囲んだ文字列、アトリビュート名、テキストを含む文字列型変数のいずれかです。
number は、引用符で囲まれていない数値です。数値の引数は文字列として表示されます。
この関数の戻り値はありません。
print を使用するときは、次の点に注意してください。
たとえば、ベクトル <<1.518876356, 0, -1.290387446>> はスクリプト エディタ(Script Editor)に次のように表示されます。
1.518876356 0 -1.290387446
"text1" + "text2"
これは次のように表示されます。
text1text2
"text" + 1
これは次のように表示されます。
text1
変数のデータ型 | 代入する文字列 | 表示されるテキスト |
---|---|---|
浮動小数点数 | "3.14" | 3.14 |
int | "3.14" | 3 |
vector | "3.14" | 3.14 0 0 |
浮動小数点数 | "pi is 3.14" | 0、エラーメッセージ |
この表の最後の行に示すように、数字以外の文字で始まる文字列を変数に代入すると、その文字列が 0 に変換されます。
print(time); print("\n");
1 番目のステートメントは time の値を表示し、2 番目のステートメントは time の後に改行文字を表示します。したがって、time の値はスクリプト エディタ(Script Editor)内で単独の行に表示されます。
float $f = 3.14159; print($f);
浮動小数点数 3.14159 が表示されます。
string $s = "Hello There"; print($s);
文字列 Hello There が表示されます。
vector $v; $v = <<1.2,2.3,3.4>>; print($v);
1.2 2.3 3.4 という形式でベクトルが表示されます。
string $a[]; $a = eval("ls -lights"); print($a+" are the lights in my scene.\n");
文字列型配列では + 演算子が使用できないため、エラー メッセージが表示されます。