Maya のカスタム シェーダを mental ray for Maya のカスタム シェーダに関連付ける

Maya のソフトウェア レンダラ用に作成されたカスタム シェーダを、同等の mental ray for Maya カスタム シェーダに変換することができます。この方法では 2 つのシェーダ(カスタム Maya プラグイン(Maya plug-in)シェーダと mental ray カスタム シェーダ)が必要ですが、必要なシェーディング ネットワークは 1 つのみです。

Maya の旧バージョンでは、Maya のプラグイン シェーダと mental ray カスタム シェーダの、2 つの別個のシェーディング ネットワークを作成する必要がありました。Maya プラグイン シェーダで作成する必要があるシェーディング ネットワークは 1 つとなり、mental ray for Maya は処理時にこの接続を対応する mental ray シェーダへと自動的に変換します。

ヒント:

• mental ray シェーダは、Maya プラグイン シェーダと同じ名前にする必要があります。
• mental ray シェーダを先にロードする場合は、カスタム MEL スクリプトを作成してそれをパスに配置する必要があります。このスクリプトは mentalrayCustomNodeGhost.mel という名前にして、次の 1 つの関数を含めます。

int mentalrayCustomNodeGhost(string $shader)
{
// return "true" if $shader should be used in place of a custom Maya shader of the same name
}

Maya カスタム シェーダと mental ray for Maya カスタム シェーダを関連付けるには

1. mental ray シェーダおよびその .mi ファイル宣言には、Maya カスタム シェーダ ノードに対応する名前を付ける必要があります。詳細については、シェーダの宣言ファイルを記述するを参照してください。
2. シェーダ マネージャ(Shader Manager)で mental ray for Maya カスタム シェーダ用の .mi 宣言をロードします(まだロードしていない場合)。詳細については、ウィンドウ > レンダリング エディタ > mental ray > シェーダ マネージャ(Window > Rendering Editors > mental ray > Shader Manager)とシェーダをロードするを参照してください。

   mental ray for Maya は、カスタム Maya シェーダが新規の mental ray シェーダと同じ名前をもっていることを自動的に検出します。レンダリング時に、必要に応じてその mental ray シェーダが使用されます。