Maya LT をカスタマイズすると、新しい設定はユーザのプリファレンス ファイルに保存されます。したがって、アプリケーションを起動するたびに、既定の設定の代わりにユーザの設定が使用されます。プリファレンス ファイルを削除すると、Maya LT の起動時に既定の設定が作成され、これが使用されます。
プリファレンスを保存すると、ウィンドウのカラー、ホットキー、ホットボックス マーキング メニュー、サイズ、位置にそれぞれ行った変更、ならびにプリファレンス(Preferences)ウィンドウで定義された項目に行った変更が保存されます。「プリファレンス(Preference)の概要」も参照してください。
プリファレンスを保存するには
Maya LTでは、プリファレンスを保存するときに、ディスク スペースが不足しているかどうかを検知しません。空き容量がなくなると、プリファレンスが壊れたり修復不能になる可能性があります。ハード ドライブに、プリファレンスを保存できる空き容量があることを確認します。ディスクに空き容量がなくなっている場合は、アプリケーションを終了する前に、使用可能なスペースを空けます。
ほとんどのプリファレンスは MEL コマンドのテキスト ファイルとして保存されています。
Maya はプリファレンス ファイルを次のパスに格納しています。(Linux を除くプラットフォームで日本語環境で起動の場合は「en_US」ディレクトリが「ja_JP」になります。)
¥Users¥<username>¥Documents¥maya¥2015LT¥prefs
Mac OS X