新しいパラメトリック スタディ機能では、最適な成形設定となる条件を予想するため、ユーザー独自の個別のプロジェクトの仕様を組み込んだ一連のシミュレーションを実行できます。さらに詳細な調査の出発点として、これらの条件を使用します。
パラメトリック スタディは、異なるユーザーが選択した変数またはプロジェクトのパラメータから定義された値のすべての順列を含む一連のスタディを、迅速に作成、実行、および比較する方法です。ユーザーが利用できる変数は、選択したメッシュ、解析順序、および成形プロセスによって異なります。これらの変数は元のスタディのプロセス設定に基づくもので、いくつかの追加の限られた形状フィーチャーがあります。パラメータは慎重に選択してください。選択した組み合わせのすべての順列が実行されるため、膨大な量のデータとなる可能性があります。
パラメトリック スタディの実行が完了すると、結果が表形式で表示されます。選択した結果を重要な結果としてフィルターして表示します。
パラメトリック スタディを作成するには、スタディ タスク ペインの[最適化]オプションを右クリックし、[パラメトリック スタディ]を選択します。
表示されるダイアログ ボックスの[パラメトリック スタディ ビルダー]で次を選択します。
- プロジェクトで最も重要な変数またはパラメータ
- 検討する比較基準または結果
- [既定]の生成されたデータを維持または削除するオプション、結果をCSV (カンマ区切り)ファイルにエクスポートするオプション
注: 一連のスタディに関連付けられた、生成されたデータを維持するオプションを選択した場合、大量のデータがアクティブなスタディに添付されます。