保圧プロファイルの指定

保圧/保持プロファイルは、成形サイクルの保圧および保持過程の制御に使用します。油圧、保圧、充填圧力ファクター、または最大成形機圧力 % のいずれかの要素を使用して、保圧/保持プロファイルの圧力を指定します。このプロファイルでは、保圧を適用する時間の指定のみが必要です。

このプロファイルは、充填終了時に速度/圧力切り替え点に達した後に使用されます。保圧プロファイルを使用して、体積収縮の分布を制御し、過充填とそれに関連する問題の発生を防止します。このプロファイルでは、保圧を適用する時間の指定のみが必要です。

注: 保圧プロファイルには冷却時間を入力する必要はありません。
  1. 充填+保圧解析を含む解析順序を選択していることを確認してください。
  2. [プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックします。
  3. [次へ]を選択して、プロセス設定ウィザード[充填+保圧設定]ページに進み、[プロファイルの編集...]をクリックすることが必要になる場合があります。
  4. 表示された表に、保圧プロファイル データを入力します。左側の列は秒単位の時間を表し、右側の列は圧力値を表します。
    注: 一定圧力プロファイルを指定するには、瞬時のプロファイル ステップ、つまり継続時間が 0 秒のステップを指定する必要があります。
  5. [プロファイルのプロット]をクリックして、入力したプロファイルをプレビューします。
  6. [閉じる]をクリックしてプロット プロファイルを閉じ、[OK]をクリックします。
  7. [冷却時間]ドロップダウン メニューから[自動]を選択して充填+保圧解析中に冷却時間の計算をするか、選択を解除して手動で冷却時間を指定します。
    注: 冷却時間とは、保圧過程完了後に要する時間です。この時間に成形品が突出可能となるように十分に固化されます。
  8. [OK]をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。