.out ファイルから有効なデータを抽出するには、4 つの情報を特定する必要があります。
<順序>、
<メッセージ ID>、
<発生回数>、および
<項目>。これらおよび studyrlt のその他のコマンド ライン入力は、コマンドライン引数によって定義されます。
引数
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説明
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<スタディ>
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拡張子付きのスタディ ファイル名です。 |
-message
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ログ出力からの抽出を指定します。 |
<順序>
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解析順序内の解析位置(冷却(1) + 流動(2) + 反り(3))。 |
<メッセージ ID>
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「cmmesage.dat」内のメッセージ ID 番号または MSCD です。 |
<発生回数>
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ログ内(#1 は最初、#0 は最後、#n は特定の位置)のメッセージ ID の発生回数です。 |
<項目>
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メッセージ データ ブロックの特定の数値または項目です。 |
-unit
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単位系のエクスポート: SI 単位系(既定)、メートル単位系、またはヤード ポンド単位系 |
冷却 + 充填+保圧 + 反り解析順序内の
保圧過程における
最大バルク温度を特定するには、次を把握する必要があります。
- <順序>、または順序内の解析の位置、これは「2」です。冷却 =1、充填+保圧 =2、反り =3。
- <メッセージ ID> (MSCD)、これは 40410 です。
この情報は cmmessage.dat ファイル内で、
バルク温度、最大を検索して、見つかったすべてのインスタンスに対して、メッセージ ID 番号を記録することで取得します。これらの番号を取得した後、.out ファイル内でこれらの番号を検索して、スタディに関連する項目を特定します。
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MSCD 40410 1 0 0 0 0 0 5
Bulk temperature - maximum (at %7.3f) = %11.4G
s,1,2
K,1,1
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- <発生回数>は「2」です。メッセージは .out ファイル内で、1 回目は充填、2 回目は保圧で、合計 2 回表示されています。
- <項目>は「1」です。SI 単位系(K)で表される温度値は、.out ファイル内の最初の値です。(K,1,1)。