肉厚計算は、Dual Domain メッシュで実行される機能です。以前のリリースでは、モデルの肉厚計算はメッシュ プロセスの一部ではなく、解析の実行時に最初に実行されるタスクの 1 つでした。
各解析の開始時に肉厚計算を実行すると、並列化との競合が発生する可能性があります。また、同じ計算が DOE の反復ごとに繰り返されることを意味します。
このリリースからは、肉厚計算は既定でメッシュ プロセスの最後に実行され、スタディ ファイルに保存されるようになりました。その後、プログラムは必要に応じて、肉厚データにアクセスします。肉厚計算を解析の一部として実行することを希望する場合は、モデルのメッシュ生成の準備中に、[メッシュの生成]ツール タブにある[Dual Domain メッシュ肉厚を計算]オプションの選択を解除します。
このオプションにより、メッシュ処理の時間は長くなりますが、全体の解析時間には影響はありません。