バッチ ファイルの例

インストレーション バッチ ファイルの例を示します。

ユーザとの対話なしに製品をインストールするには、ユーザ アカウント制御(UAC)オプションをオフにする必要があります。それ以外の場合は、UAC の確認ダイアログ ボックスが表示され、続行するには[はい]をクリックする必要があります。

このセクションでは、AutoCAD をインストールする場合のバッチ ファイルの例を示します。このバッチ ファイルの例をコピーして、各自の情報に置き換える操作を容易にするため、変数には一貫して同じ名前を使用します。

注記

<mediaDriveLetter > は、メディアがマウントされた、または setup.exe ファイルが格納されたドライブ名です。

ここで使用するインストール オプションは、/t (設定をスクリプトで実行)および /qb (基本的なユーザ インタフェースを表示)があります。/w (致命的でない警告を記録)などその他のオプションは、Microsoft Msiexec コマンド ラインで定義され、MS TechNet の Web サイトに記載されています。

<SerialPrefix > は、シリアル番号の最初の 3 桁の数字

<SerialPostFix > は、シリアル番号の最後の 8 桁の数字

<ProdKey > はプロダクト キー

インストールの完了後、ReallySuppress はシステムの再起動を防止

<lang> は IETF 言語タグ。たとえば、en-US は米国英語

<eula_lang> は ISO 3166-1 alpha-2 標準国名コード。たとえば、US = 米国

シングル サーバ ネットワーク ライセンス

<mediaDriveLetter>\setup.exe /t /qb /language <lang> /c 
ACAD: INSTALLDIR="%programFiles%\Autodesk\AutoCAD 2015" 
ACADSERIALPREFIX=<SerialPrefix>ACADSERIALNUMBER=<SerialPostfix> 
ADLM_PRODKEY=<ProdKey> ADLM_EULA_COUNTRY=<eula_lang> InstallLevel=5 
ACADSTANDALONENETWORKTYPE="3" ACADLICENSESERVERTYPE="Single Server License" 
ACADLICENSETYPE="Network License" ACADSERVERPATH="<FlexLicenseServer> 000000000000"

注記

ネットワーク ライセンスでは、ACADSTANDALONENETWORKTYPE はインストールするライセンスの種類を特定します。指定可能な値は、0: ネットワークとスタンドアロン両方、1: スタンドアロン、3: ネットワークの 3 つです。

<FlexLicenseServer > はネットワーク ライセンス サーバです。

冗長サーバ ネットワーク ライセンス

<mediaDriveLetter>\setup.exe /t /qb /language <lang> /c 
ACAD: INSTALLDIR="%programFiles%\Autodesk\AutoCAD 2015" 
ACADSERIALPREFIX=<SerialPrefix>ACADSERIALNUMBER=<SerialPostfix> 
ADLM_PRODKEY=<ProdKey> ADLM_EULA_COUNTRY=<eula_lang> InstallLevel=5 
ACADSTANDALONENETWORKTYPE="3" ACADLICENSESERVERTYPE="Redundant Server License" ACADLICENSETYPE="Network License" 
ACADSERVERPATH="<server1> 000000000000 27005;<server2> 000000000000 27005;<server3> 000000000000 27005;"

注記

<server1> から <server3> は冗長ライセンスのある有効なネットワーク ライセンス サーバです。