マクロの作成

このタスクでは、マクロ記録メニュー機能を使用して、基本的な再モデリング タスクを実行します。

その後、作成したマクロを再生し、マクロ スクリプトの保存に使用する 2 種類のフォルダについて学習します。

  1. [表示]タブの[回転角度] [回転角度]ボックス([表示]タブ > [視点]パネル > [回転角度])に「-5 -20 0」と入力します。
  2. [ツール]タブの[マクロ記録] ([ツール]タブ > [オートメーション]パネル > [マクロ記録])をクリックします。
  3. [ホーム]タブの[形状] ([ホーム]タブ > [作成]パネル > [形状])をクリックし、[形状]タブを開きます。
  4. [形状]タブの[移動] ([形状]タブ > [ユーティリティ]パネル > [移動])をクリックし、ドロップダウン メニューから [形状]タブの[移動][移動]を選択します。 [ツール]タブに[移動]ペインが開きます。
  5. [移動]ペインの[フィルター]ドロップダウン メニューから、[最も近くのノード]を選択します。
  6. [移動]ペインの[選択]テキスト ボックスをクリックします。
  7. [Ctrl]キーを押したまま、下図に示すノードを選択します。

  8. [移動]タブで、[ベクトル (x,y,z)] ボックスをクリックします。[測定]ダイアログ ボックスが表示された場合は、これを無視します。
  9. [ベクトル(x,y,z)]ボックスに「0 0 0.5」(mm)と入力します。
  10. [適用][閉じる]の順にクリックします。
  11. [ツール]タブの[記録停止] ([ツール]タブ > [オートメーション]パネル > [記録停止])をクリックします。

    [マクロ保存]ダイアログ ボックスが表示されます。

  12. [ファイル名]ボックスに「task_extend」と入力し、[保存]をクリックします。

    これで、上記の一連の操作を記録できました。保存したマクロを実行することで、この一連の操作をいつでも再現できます。その様子を確認するために、下記の手順に従ってモデルを元の状態に戻した後、このマクロを実行します。

  13. クイック アクセス ツールバー[元に戻す] ([元に戻す])をクリックします。
  14. [選択]ドロップダウン メニューから[形状]タブの[すべて選択解除] [すべて選択解除]([形状]タブ > [選択]パネル > [すべて選択解除])をクリックします。
  15. ViewCubeViewCube の[前面ビュー] [前面ビュー]をクリックします。

    これで、モデルが元の状態に戻りました。

  16. [ツール]タブの[マクロ再生] ([ツール]タブ > [オートメーション]パネル > [マクロ再生])をクリックします。

    [マクロを開く]ダイアログ ボックスが表示されます。モデルが見えるように、ダイアログ ボックスを横に移動します。

  17. 上記で作成したマクロ ファイルを選択し、[開く]をクリックします。

    マクロが再生され、ノードが展開されます。モデルを回転して、変更を確認します。

  18. クイック アクセス ツールバー[元に戻す] ([元に戻す])をクリックし、モデルを元の状態に戻します。

マクロの記録を停止し、マクロを保存したときは、インストール時に指定したプロジェクト ホーム フォルダ内の scripts フォルダが保存先でした。この設定は、[オプション]ダイアログ ボックス([オプション])の > [フォルダ]タブで変更できます。

次のタスクでは、コマンド ラインから別のタイプのスクリプトを実行するとともに、スクリプト フォルダと同じフォルダにある commands フォルダについて学習します。このフォルダには、すべてのコマンド ライン スクリプトが保存されます。各スクリプトは、 コマンド ライン 機能を使用して実行できます。

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