クライアントの準備

クライアントは、解析を実行するマシンです。クライアントにファイルをインストールする必要はありません。すべてのファイルをサーバーからリモートでマウントできます。

必須のソフトウェア パッケージ

必須の標準ソフトウェア パッケージが必要ですが、コンピュータにインストールされていない場合があります。これらは、インストール メディアにあるか、Linux のベンダから電子版をダウンロードできます。これらのパッケージはインストール時には不要ですが、実行時にクライアントで必要になります。

ヒント: クライアント ソフトウェア イメージがある場合は、イメージに追加されたこれらのパッケージを取得できます。
ディストリビューションとバージョン 必要なパッケージ

Red Hat Enterprise Linux Server 5.8

libgomp

libgfortran44

Red Hat Enterprise Linux Server 6.2 以降

libgomp

libgfortran

ターゲット フォルダをマウントする

クライアントでは、サーバーと同じ絶対パスにあるターゲット フォルダに対する読み取り専用アクセスが必要です。

環境を設定する

ファイル mfclient.env (ターゲット フォルダ内)をシェルに明示します。これにより、ソフトウェアがライセンスをチェック アウトするために必要な変数が設定されます。

例: クライアントがターゲット フォルダを software/autodesk としてマウントしました。コマンドをシェルに明示するために、. (ドット)コマンドを実行します。
$ . /software/autodesk/mfclient.env
ヒント: カスタム ジョブ管理ソフトウェアがある場合は、ジョブを実行する前に、そのソフトウェアを使用して同じファイルを明示し、環境を準備することができます。

解析を実行する

これで、コマンド ラインからソルバーを実行することができます。