[3D 反りアドバンス オプション]ダイアログ ボックスでは、メッシュ集約を有効化していない場合の 3D 反り解析用の解析オプションを指定します。
このダイアログ ボックスにアクセスするには、プロセス設定ウィザードの[反り設定]ページで[メッシュ集約と 2 次四面体要素の使用]チェック ボックスの選択を解除して[アドバンス オプション]ボタンをクリックします。
3D 反りアドバンス オプション
- 反り解析タイプ
- 実行する反り解析タイプを選択します。
- 微小変形反り解析
- このタイプの解析では、微小変形解析を設定して、反りの主要因に関する情報を取得する場合に、
[反りの原因の特定]
オプションを使用できます。
- 大変形反り解析
- この解析を選択し、大変形反り解析の[ソルバー パラメータ]設定をオプションとして指定します。
- 四面体要素を 2 次にアップグレード
- 3D 反り解析で、メッシュ生成した 4 ノードの 1 次四面体要素を 10 ノードの 2 次四面体要素にアップグレードするかを指定します。
成形品の薄肉領域では、2 次要素を使用することで予測の精度が向上します。
次のオプションを利用できます。
- 自動
- 反りソルバーで成形品の薄肉領域の要素を自動的にアップグレードして、高精度な結果を生成する場合、このオプションを選択します。通常、多くの射出成形品はその長さまたは幅より薄肉です。このような成形品では、このオプションはすべての要素を 2 次にアップグレードするオプションと同じになります。
- なし
- 薄肉領域のある成形品の解析で、次のような理由で 2 次要素にアップグレードしたくない場合、このオプションを選択します。a) 結果の精度が低下しても、解析時間をできる限り短縮する、b) 以前に非常に大規模モデルで自動設定で解析を実行したが、システムのリソース不足により解析が失敗した。
- すべて
- 反りソルバーで成形品のすべての要素を 2 次要素にアップグレードして、非常に高精度な結果を生成する場合、このオプションを選択します。しかし、この設定は解析時間が最も長くなります。