プロセス コントローラ - [時間制御(冷却)]タブ

[プロセス コントローラ]ダイアログ ボックスの[時間制御(冷却)]タブは、サイクル タイムに関連する入力の既定値を指定するために使用します。

一般設定

射出+保圧+冷却時間
射出+保圧+冷却時間とは、総サイクル タイムから型開閉時間を引いた時間です。この時間は直接指定する、または解析中に自動計算することができます。
注: [自動]を選択した場合、[突出基準の編集]をクリックして目標突出温度および突出時の固化率を入力します。
型開閉時間
1 つの成形サイクルが完了して、次のサイクルが開始するまでに要する時間を指定します。
雰囲気温度
雰囲気温度は射出成形を実施する現場の平均雰囲気温度を設定する必要があります。

雰囲気温度の既定値は 25℃ です。

この値を現場の平均雰囲気温度に合うように変更できます。この新しい値は、解析順序を通して使用されます。プログラムは雰囲気温度値を使用して基準ストローク体積を計算します。これはキャビティ体積に雰囲気温度での材料密度と溶融温度での密度の比率を掛けて求めます。