第 2 射出装置設定ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスを使用して、コインジェクション成形または熱可塑性樹脂二材射出成形プロセス解析において、材料 B を制御する第 2 射出装置のアドバンス オプションを指定します。

このダイアログ ボックスにアクセスするには、[コインジェクション成形]または熱可塑性樹脂二材射出成形プロセス、および[充填]または[充填+保圧]を含む解析順序が選択されていることを確認した後、[プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックします。次に[次へ]をクリックして[プロセス設定ウィザード: 第 2 射出設定]ページまでナビゲートし、[第 2 射出装置オプション]をクリックします。

重要: 次の表に示す材料 B のファイバー設定は、同時には有効になりません。有効な設定は、繊維配向を計算するために[ファイバー ソルバー パラメータ]ダイアログ ボックスで選択されて、材料 A に関連付けられているモデルによって異なります。ソルバーは、材料 A と材料 B で使用されている関連モデル パラメータは異なる場合でも、両方の材料について、同じモデルを使用して繊維配向を計算しなければなりません。
  • 繊維配向の計算に Ci/Dz を使用する Moldflow モデル オプションを指定した場合は、[材料 B の繊維 Ci オプション]設定のみが有効となる。
  • 繊維配向の計算に RSC モデルを使用するオプションを指定して、材料 B が繊維充填材である場合、[材料 B の繊維 Ci オプション]および[材料 B の繊維 RSC オプション]設定が有効となる。
  • 繊維配向の計算に ARD-RSC モデルを使用するオプションを指定して、材料 B が長繊維充填材である場合、[材料 B の繊維 RSC オプション]および[材料 B の長繊維 ARD パラメータ]設定が有効となる。
材料 B 解析の材料 B として割り当てる材料の選択および編集をします。
射出成形機 B 解析で材料 B を制御するための射出成形機を選択および編集します。射出装置、油圧装置、および型締装置を設定できます。
材料 B の繊維 Ci オプション 材料 B が繊維充填材である場合、解析で使用する Ci 値を指定します。次のオプションがあります。
自動計算された Ci
これは既定の設定です。
材料 B が繊維充填材料の場合は Ci を指定
テキスト ボックスに材料 B で使用する Ci 値を入力します。
材料 B の繊維 RSC オプション 材料 B が繊維充填材で、繊維配向の計算に RSC モデル または RSC-ARD モデルを使用するオプションを選択した場合に、解析で使用する RSC 値を指定します。次のオプションがあります。
材料 A と同じ
これは既定の設定です。
RSC または ARD-RSC を使用した場合は、RSC を指定
テキスト ボックスに材料 B で使用する RSC 値を入力します。
材料 B の長繊維 ARD パラメータ 材料 B が長繊維充填材で、繊維配向の計算に RSC-ARD モデルを使用するオプションを選択した場合に、解析で使用する Bi パラメータ値を指定します。次のオプションがあります。
既定値
これは既定の設定です。
指定値
[設定の編集]をクリックし、テキスト ボックスに材料 B で使用する 5 つの[ARD モデルの Bi パラメータ]値をそれぞれ入力します。