継続的なメッシュの機能強化の一環として、Dual Domain と 3D サーフェス メッシュの最適化に重点的に取り組みました。
以前は、微小形状周辺のサーフェス メッシュには、多数の高アスペクト比の小さな三角形が含まれていました。
このリリースでは、微小形状から周囲へのメッシュサイズを徐変して、より均一なサーフェイス メッシュを実現しました。
Dual Domain サーフェス メッシュは、3D メッシュの基礎となるため、この改善は 3D メッシュにも反映されます。
これと同じテクノロジが、次の場合にも適用されています。
- 金型サーフェス
- 金型サーフェスと冷却管との接触点またはフィード システムとの接触点においても、ローカル メッシュが微細化されました。
- ゲートおよびビーム-キャビティの接続
- 樹脂が金型に流入する箇所は、樹脂流動解析において動的な領域です。より均一で微細化されたメッシュを使用することは、この領域からの情報のキャプチャに役立ちます。
次は 2014 リリースとの比較です。
- 検証されたすべてのモデルで、最大および平均アスペクト比が大幅に低減しました。
- STL モデルでは一致パーセンテージが改善されました。CAD モデルでは同様な一致パーセンテージでした。
- STL モデルでは要素数が増加しましたが、CAD モデルでは同様な数でした。