アスペクト比診断の使用

成形品メッシュが 3D である場合でも、モデルに三角形要素が存在する場合は、アスペクト比診断がアクティブになります。

三角形要素があるモデルでは、アスペクト比統計情報が診断ダイアログ ボックスに表示されます。Midplane メッシュまたは Dual Domain メッシュ ではアスペクト比は 6 以下が理想的です。

三角形要素が存在しないモデルのアスペクト比を表示するには、[メッシュ統計情報]を使用できます。3D メッシュで推奨の最小および最大のアスペクト比はそれぞれ 5 および 50 であり、標準値は 15 です。

  1. [アスペクト比] ([メッシュ]タブ > [メッシュ診断]パネル > [アスペクト比])をクリックし、[アスペクト比診断]ダイアログ ボックスを表示します。
  2. 該当する要素を表示するための最小値を入力します。既定値は 6 です。
  3. [表示]をクリックし、指定した範囲内のアスペクト比を持つ要素をグラフィックス表示します。リボンの一番右側にある[診断ナビゲータ]を開きます。潜在的な問題のある次の要素を表示するには、矢印をクリックします。
  4. グラフィックス表示をオフにするには、 ([メッシュ}タブ > [メッシュ診断]パネル > [表示])をクリックします。
  5. 許容範囲外のアスペクト比を持つ要素を探します。 [メッシュ修復]パネルで適切なツールを使用して問題を修正します。問題の内容に応じて、[グローバル マージ][ノードのマージ]、または[領域の再メッシュ]の使用が効果的となります。