重力方向の指定

重力は、ためらいやジェッティングなどの問題の発生原因となり、厚肉成形品の品質に影響を与えます。既定の下向きの重力方向は、座標軸系の -Y 方向です。

  1. [プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックするか、スタディタスク ペイン内の[プロセス設定]アイコンをダブルクリックします。
  2. [アドバンス オプション]をクリックします。
  3. [ソルバー パラメータ]に関連する[編集]ボタンをクリックします。
  4. [ソルバー パラメータ]ボタンをクリックします。 ダイアログ ボックスが開き、ソルバー パラメータを変更できます。
  5. [重力効果のシミュレーション]チェック ボックスを選択し、[重力方向の編集]をクリックします。
  6. 重力ベクトルの X、Y、Z 成分を入力します。 たとえば、重力ベクトルを「0 1 0」に設定すると、重力が +Y 方向にかかるようになります(すなわち、-Y 方向が"上方"」)。
    注: 重力の強さは変更できません。入力したベクトルは、ソルバーに長さ 1.0 の正規化ベクトルになります。