オーバーモールディング解析準備の推奨ワークフローは、関連するプロパティのダイアログ ボックスの[オーバーモールディング コンポーネント]タブで、関連するモデル要素に[第 1 ショット]または[第 2 ショット]を割り当てることです。
従来は、四面体要素タイプを使用して、オーバーモールディング解析の準備をすることができました。成形品に[第 2 コンポーネントのオーバーモールディング(3D)]、ホット ランナーに[第 2 コンポーネントのオーバーモールディング用ホット ランナー(3D)]を設定できました。この方法および推奨ワークフローはどちらも、数年にわたりサポートされてきましたが、混乱を招く可能性があります。
従来のオーバーモールディング解析の準備方法は廃止されます。この準備として、[第 2 コンポーネントのオーバーモールディング(3D)]プロパティは[従来の第 2 コンポーネントのオーバーモールディング(3D): 旧バージョン]に名前が変更され、[第 2 コンポーネントのオーバーモールディング用ホット ランナー(3D)]プロパティは[従来の第 2 コンポーネントのオーバーモールディング用ホット ランナー(3D): 旧バージョン]に名前が変更されました。これらのプロパティのタイプを使用してオーバーモールディング用に準備した旧バージョンのスタディをこのリリースで開くと、この変更が反映されているのが分かります。
2015 リリースでは、これらの従来のプロパティ タイプはサポートされ、警告が表示されますが、解析も実行できます。しかし、モデルでこれらの従来のプロパティ タイプを使用している場合は、必要に応じて[成形品(3D)]または[ホット ランナー(3D)]に変更することをお勧めします。これらの従来の要素プロパティ タイプへのサポートは、このリリースで終了する予定です。