ソルバー メッセージ 701240

メッセージ テキスト

** 警告 701240 ** 3D 熱流束計算で収束が遅くなっています。

説明

四面体要素の流束計算では、四面体領域で完全な非定常有限要素解析を使用します。この 3D 解析では解の収束が困難です。収束に時間がかかる原因として、四面体要素のアスペクト比に問題があることや、入力条件が非現実的であること、つまりホット ランナーの流束が非現実的であることなどが考えられます。3D 成形品インサートをモデリングしている場合は、成形品とインサートとのインターフェースで要素の一致品質が低下している可能性があります。この警告は、通常、計算の初期段階で表示されます。この後で従属変数を更新すると、この不安定性を解消できることがあります。最後の 3D 流束計算で出力されたものでなければ、この警告は無視しても問題ない場合があります。

解決策

ソルバーの入力がすべて現実的な値であることを確認します。成形品インサートをモデリングしている場合は、インサートと成形品の境界面が同一平面上にあること、要素が交差していないことを確認します。