ジョブ マネージャがそのファイルを保存する一時フォルダを選択します。
一時フォルダには次の特徴があります。
- ジョブ マネージャのデーモン ユーザーが書き込むことができる
- 実行するジョブを保持するのに十分な容量があるボリューム上にある
- ジョブ マネージャのデーモンが開始されたときに存在している(または必要なときに自動マウントされる)ボリューム上にある
- 他のホスト上で実行中の他のジョブ マネージャにアクセスできない
- 理想的には、マシンを再起動しても維持される
既定のフォルダは、/tmp です。スタートアップ時には多くのシステムが /tmp を一掃するため、これを変更することをお勧めします。
ジョブ マネージャの一時フォルダを変更するには、用意されているシェル スクリプト
/opt/Autodesk/moldflow/ami2015/sbin/reconfigure を使用します。構文は次のとおりです。
/opt/Autodesk/moldflow/ami2015/sbin/reconfigure MFSYN_TMP=[path]
ここで、
[path]は使用する絶対フォルダです。角括弧は入力しないでください。
注: スペースは重要です。= 記号の前後にスペースを入れないでください。
例: ジョブには、
/var/opt/Autodesk/moldflow/jobs フォルダを使用します。このフォルダはまだ存在しません。
# mkdir -p /var/opt/Autodesk/moldflow/jobs
# chown amijm /var/opt/Autodesk/moldflow/jobs
# /opt/Autodesk/moldflow/ami2015/sbin/reconfigure MFSYN_TMP=/var/opt/Autodesk/moldflow/jobs
注: ファイル /etc/opt/Autodesk/ami2015 は、reconfigure シェル スクリプトを使用せずに、手作業で編集できます。フォーマットはスクリプトの引数と同じです。