このタスクでは、冷却システム ウィザードを使用して、単純な冷却回路レイアウトを設計します。
冷却システム ウィザードでは、冷却システムに考えられるフィーチャーをすべて作成できるわけではありませんが、簡単な初期レイアウトを作成する場合には優れた方法です。このレイアウトは、バブラーやバッフルなどの冷却補助要素を持つ複雑な冷却システムのベースとして使用できます。
)をクリックします。
[前面ビュー]を選択します。 モデルの向きは、パーティング平面を YZ 平面に配置した設定になっています (下図を参照)。これは、冷却回路を適切に作成する上で正しい向きではありません。
上図のようなモデルの向きである場合に、冷却回路ウィザードを使用すると、XY 平面に冷却回路が作成されます。下図は作成された不適切な冷却回路を示してます。

をクリックします。 モデルのすべての要素がピンク色に変わります。
をクリックし、ドロップダウン メニューから
[回転]を選択します。 [ツール]タブで[回転]ダイアログ ボックスが開きます。
をクリックし、レイアウトを表示します。
をクリックします。 冷却回路ウィザードの最初のページが開きます。最初のページでは、冷却管の直径、成形品表面から冷却回路までの距離、成形品を基準にした回路の整列など、冷却回路のレイアウトを指定します。 
[元に戻す]をクリックして冷却システムを削除し、
をクリックしてウィザードを再実行します。このウィザードには、前回使用した設定がすべて保存してあるので、ウィザードの各ページの設定を必要に応じて調整するだけです。 冷却管間の距離が長すぎると考えられます。
次に、ウィザードで自動的に適用した冷媒入口パラメータを確認して、両方の回路の冷媒入口温度を「30℃」に変更します。
をクリックし、薄青色の冷媒入口記号のいずれかをクリックして選択します。冷媒入口記号は、冷却回路の始点にあります。 冷却回路の一部またはすべてを手動で作成することもできます。冷却回路ウィザードを使用して冷却回路を作成した後で、直径を変更することもできます。このためには、
[選択]をクリックし、変更する冷却回路セグメントを右クリックして、
[プロパティ]
を選択します。
[スタディ タスク]ペインの各項目の横に
チェックマークが表示され、クラウドで解析手順がアクティブになっています。これは、解析に必要な準備手順がすべて完了したことを示します。これで、金型を解析に使用できるようになりました。[スタディ タスク]ペインで
クラウドで解析アイコンをダブルクリックすると、解析が開始します。使用しているコンピュータによっては、解析に 10 分以上かかります。解析は既に実行済みなので、次のタスクではこの解析について説明します。
下の [次のトピック] リンクをクリックして、チュートリアルの次のタスクに進みます。