モデル数量拾いは、Navisworks でマッピングしたロパティを持つオブジェクトに使用できます。Quantification は、AutoCAD や Revit などの元のパブリッシュ アプリケーションからオブジェクト プロパティおよび GUID を取得し、ワークブック内に数量拾い項目を作成します。
モデル数量拾いを実行するには、オブジェクトがグループ、画層、またはモデルである必要があります。インスタンスであるモデル オブジェクトに対して数量拾いを実行しようとした場合、GUID またはプロパティが指定されていないオブジェクトに対して数量拾いを実行しようとした場合、エラー メッセージが表示されます。
GUID (Globally Unique Identifier)は、モデル内の各オブジェクトに関連付けられている 16 バイト(128 ビット数)です。一般的に、長さが変動する複数のフィールド、および 8-4-4-4-12 で構成される 16 進数文字(16 バイトまたは 128 ビットを表す 32 文字)のグループに分割されます。GUID の例を次に示します。
Quantification で使用するネイティブ アプリケーションのファイルをエクスポートする場合は、エクスポート設定でオブジェクトおよび要素のプロパティ マッピングを指定します。
インスタンスは、モデル内で複数回参照される 1 つのオブジェクト(たとえば、ツリー)です。インスタンスは、オブジェクトを不必要に繰り返さないことで、ファイル サイズを小さくできるという利点があります。Quantification は、グループ レベル以上のオブジェクトに対するモデル数量拾いのみをサポートしています。モデル オブジェクトの詳細については、「[選択ツリー]ウィンドウの参照」を参照してください。