DocumentChanged イベントは、Revit のドキュメントが変更されたときに開始されます。このイベントは、Revit のトランザクションのコミット、元に戻すまたはやり直しの際に発生します。読み取り専用のイベントであり、外部データと Revit データベースの状態の同期が維持されるように設計されています。要素の変更に応じて Revit データベースを更新するには、IUpdater フレームワークを使用します。
DocumentChangedEventArgs クラスは DocumentChanged イベントによって使用されます。このクラスには、新しく追加した要素の ID の取得(GetAddElementIds())、削除した要素の ID の取得(GetDeletedElementIds())、修正した要素の ID の取得(GetModifiedElementIds())といったメソッドがあります。GetAddElementIds()と GetModifiedElementIds()メソッドの持つオーバーロードは ElementFilter を取ります。これを使用することで希望する変更のみの検出が簡単になります。