外部アプリケーション

技術的には、外部アプリケーションは外部公開された .NET オブジェクトであり、Autodesk.Revit.IExternalApplication インタフェースをサポートしています。さらに、Autodesk Revit の起動時に、Autodesk Revit がこれらのアプリケーションを読み込むようにするには、そのようなオブジェクトごとに 1 つのエントリを持つ .addin マニフェスト ファイルを適切なフォルダ内に配置する必要があります。

IExternalApplication インタフェース

インタフェースの宣言(C#)は次のとおりです。

コード領域: IExternalApplication インタフェース
Autodesk.Revit.UI.IExternalApplication.Result OnStartup(Autodesk.Revit.ControlledApplication application)
Autodesk.Revit.UI.IExternalApplication.Result OnShutdown(Autodesk.Revit.ControlledApplication application)

パラメータ

• application: このパラメータで渡されるオブジェクトには、呼び出されるコマンド OnStartup と OnShutdown に重要な情報が含まれます。このオブジェクトには、VersionName や VersionNumber などのAutodesk Revit アプリケーションの制限されたアクセス方法と、OnDocumentOpened、OnDocumentSaved といった一部のイベントの代理機能が備わっています。

戻り値

result: 戻り値は次のいずれかになります。

• Success : 未処理のエラー条件なしに、予想通りに外部アプリケーションが成功した場合に返されます。
• Failure: 修復不可能な何らかの状態で外部アプリケーションが失敗したことを示します。
• Cancelled: この値は、外部アプリケーションがキャンセルされたことを示します。

外部アプリケーション オブジェクトのライフタイム

Autodesk Revit を起動すると、外部アプリケーション オブジェクトが作成され、OnStartup メソッドが呼び出されます。このメソッドが Autodesk Revit に成功値を返すと、Autodesk Revit セッション全体で外部アプリケーション オブジェクトが保持されます。Autodesk Revit のシャット ダウン時には、OnShutdown メソッドが呼び出されます。