Revit API には、Revit モデルにデータを保存するための 2 つのメソッドがあります。最初のメソッドは共有パラメータを使用しています。Revit API を使用して、Revit UI から使用可能な同じ共有パラメータ機能にプログラム的にアクセスします。表示として定義されている場合、共有パラメータは要素の[プロパティ]ウィンドウでユーザに表示されます。共有パラメータは多くの要素のカテゴリに割り当てることができますが、すべてに割り当てられるわけではありません。
他のオプションは拡張ストレージで、これによりカスタム データ構造を作成し、そのデータのインスタンスをモデルの要素に割り当てることができます。このデータは、Revit ユーザインタフェースではユーザに表示されませんが、定義されている場合にスキーマに割り当てられている読み込み/書き込みアクセス権限に応じて、Revit API から他のサード パーティのアプリケーションにアクセスできる場合があります。共有パラメータとは異なり、拡張ストレージは要素の特定のカテゴリに限定されていません。拡張ストレージ データを Revit モデルの基本クラス Element から作成した任意のオブジェクトに割り当てることができます。