ジオメトリ ユーティリティ クラス
HostObjectUtils
HostObjectUtils クラスには、複合 HostObjects の特定の面を配置するためのショートカットとして、メソッドが用意されています。これらのユーティリティは、オブジェクトの CompoundStructure の境界として機能する面を取得します。
- HostObjectUtils.GetSideFaces() – Walls や FaceWalls に適用可能です。外壁や内壁の仕上げ面のいずれかを取得することができます。
- HostObjectUtils.GetTopFaces()と HostObjectUtils.GetBottomFaces() – 屋根、床、天井に適用可能です。
SolidUtils
SolidUtils クラスにはソリッドに操作を実行するためのメソッドが含まれます。
- SolidUtils.SplitVolumes() - 分離した閉じたボリュームを含むソリッドを取得し、各ボリュームを表す新たに作成されたソリッド オブジェクトを返します。分割が必要ない場合は、入力ソリッドが返されます。
- SolidUtils.TessellateSolidOrShell() - 特定の入力ソリッド(1 つまたは複数の完全に閉じたボリュームや開いたシェル)を三角形分割します。TriangulatedSolidOrShell オブジェクトを返します。これを使用すると、ソリッドの格納済みの三角形分割された境界コンポーネントや、シェルの三角形分割された接続コンポーネントにアクセスできます。
JoinGeometryUtils
JoinGeometryUtils クラスには、要素の結合/結合解除のためのメソッドや、要素の結合順序を管理するためのメソッドがあります。これらのユーティリティはファミリ ドキュメントでは使用できません。
- JoinGeometryUtils.AreElementsJoined() - 2 つの要素が結合されているかどうかを判別します。
- JoinGeometryUtils.GetJoinedElements() - 特定の要素に結合されたすべての要素を返します
- JoinGeometryUtils.JoinGeometry() - 共通の面を共有する 2 つの要素間に結合を作成します。結合される要素間に表示されているエッジは削除されます。さらに、結合された要素では、同じ線の太さと塗り潰しパターンが共有されます。
- JoinGeometryUtils.UnjoinGeometry() - 2 つの結合された要素間の結合を削除します
- JoinGeometryUtils.SwitchJoinOrder() - 2 つ要素の結合順序を反転します。切り取り要素は切り取られる要素に、切り取られる要素は切り取り要素になります。
- JoinGeometryUtils.IsCuttingElementInJoin() - 2 つの結合要素の最初の要素が 2 番目の要素を切り取っているか、その逆であるかを判別します。
FacetingUtils
このクラスは、三角形分割された構造を、一部の三角形を四辺形に統合した構造に変換するために使用します。
- FacetingUtils.ConvertTrianglesToQuads() - このメソッドは TriangulationInterface (TriangulatedSolidOrShell から作成)を入力としてとり、元の三角形分割されたオブジェクトを表す三角形と四辺形一式を返します。