Revit API は、Revit のどの要素が外部ファイル(「リンク ファイル」)を参照しているかを判断し、Revit の外部ファイルのロード方法を一部修正することができます。
ExternalFileReference を含む Element は、ベース .rvt ファイルの外部のファイルを参照する要素です。例には、Revit リンク、CAD リンク、要素、キーノート ファイルの位置やレンダリングのデカルを格納する要素があります。Element.IsExternalFileReference()は、要素が外部ファイルを表すかどうかを返します。さらに、Element.GetExternalFileReference()は、要素が参照する外部ファイルに関連する情報を含む特定の Element の ExternalFileReference を返します。
次のクラスは、Revit API のリンク ファイルに関連付けられています。
ModelPaths は別のファイルへのパスです。Revit モデルを参照したり、Revit の外部ファイル参照(DWG リンクなど)を参照できます。パスには相対パスや絶対パスを使用できますが、ファイル タイプを示す拡張子を含める必要があります。相対パスは、通常、現在開いているドキュメントに対して相対となります。現在のドキュメントがワークシェアリングされている場合、パスは中央モデルに対する相対パスとして処理されます。ModelPath を作成するには、派生クラス FilePath または ServerPath のいずれかを使用します。
クラス ModelPathUtils には、ModelPaths をユーザが認識できるパス文字列に(もしくはその逆に)変換したり、文字列が有効なサーバ パスであるかどうかを判断するユーティリティ関数が含まれています。