Revit プラットフォーム API は Revit アプリケーションの機能に基づいています。Revit プラットフォーム API は Revit の実行時にのみ機能する 2 つのクラス ライブラリで構成されます。
RevitAPI.dll には、Revit のアプリケーション、ドキュメント、要素、パラメータにデータベース レベルでアクセスするために使用するメソッドが含まれています。また、IExternalDBApplication と関連するインタフェースを含みます。
RevitAPIUI.dll には、Revit ユーザ インタフェースの操作とカスタマイズに関するすべての API インタフェースが含まれています。
次の図のように、Revit Architecture、Revit Structure、Revit MEP はそれぞれ Architecture、Structure、MEP に固有です。
図 11: Revit、RevitAPI とアドイン
RevitAPI ベースのアドインを作成するには、アドイン DLL に特定のエントリポイント タイプを指定する必要があります。これらのエントリポイント クラスは IExternalCommand、IExternalApplication、IExternalDBApplication のいずれかのインタフェースを実装します。この方法では特定のイベントの発生時に自動的にアドインが実行され、IExternalCommand や IExternalApplication の場合は、[外部ツール]メニューボタンから手動で実行します。
アドインの統合のための IExternalCommand、IExternalApplication、IExternalDBApplication、その他の使用可能な Revit イベントはこの章で説明します。