Revit API には、レイアウトの正確な設計がまだ分からないときに、システムにプレースホルダ要素を配置するための機能があります。プレースホルダ ダクトや配管を使用すると、設計がまだ分からなくても適切に接続されたシステムを作成でき、後の段階の最終設計のときに詳細に調整することができます。
2 つの静的メソッド Duct.CreatePlaceholder()と Pipe.CreatePlaceholder()はプレースホルダ要素を作成します。ダクトや配管の IsPlaceholder プロパティにより、それらがプレースホルダ要素かどうかを判別することができます。
プレースホルダから実際のダクトや配管を作成する準備ができたら、MechanicalUtils.ConvertDuctPlaceholders()メソッドと PlumbingUtils.ConvertPipePlaceholders()メソッドを使用して、一連のプレースホルダ要素をダクトや配管に変換します。変換が成功すると、プレースホルダが削除されます。新しいダクト、配管、継手の要素が作成され、接続が構築されます。