Revit API には、外部解析アプリケーションが Revit モデル内の計算の結果を簡単に表示するためのメカニズムが備わっています。SpatialFieldManager クラスは、解析結果を Revit に戻すためのメイン クラスです。解析結果が格納されている「コンテナ」の作成、削除、修正に使用されます。AnalysisResultSchema クラスには、1 つの解析結果に関するすべての情報(結果を可視化するための説明、名前、すべての単位の乗数など)が含まれます。SpatialFieldManager には複数の AnalysisResultSchema を登録できます。
AnalysisDisplayStyle クラスを使用すると、結果の外観をコントロールできます。プラグインによる AnalysisDisplayStyle の作成や修正は省略可能です。エンド ユーザは Revit UI を使用して同じように解析結果の表現をコントロールすることもできます。
Revit API がサポートするデータ モデルでは、一連の特定のポイントにおいて解析結果を指定し、各ポイントで 1 つまたは複数の異なる数字(「測定」)を計算する必要があります。測定の数は、すべてのモデル ポイントで同じ数にする必要があります。結果データは一時的なものであり、ドキュメントを閉じるまでモデルに保存されます。モデルを保存して閉じ、再度開きなおすと、解析結果はなくなっています。