パネル集計表テンプレートのオプションを設定する

パネル集計表の外観はカスタマイズできます。一般的な外観、回路情報、および負荷要約の設定を指定できます。

  1. [管理]タブ [パネル集計表テンプレート] [テンプレートを編集]をクリックします。
  2. [テンプレートを編集]ダイアログの[テンプレート]でテンプレートを指定して、[開く]をクリックします。
  3. [パネル集計表テンプレートを修正]タブで、[テンプレート オプションを設定]をクリックします。
  4. 必要に応じて、次のカテゴリのテンプレート オプションを設定します。

    一般設定

      [一般設定]オプションを使用すると、幅、パーツ、境界線、および表示されるスロットとパーツの数など、パネル集計表の全般的な外観をカスタマイズできます。この設定は、パネル集計表の作成前または作成後に、パネル集計表が仕様に適合するように修正できます。
    1. 左ペインで、[一般設定]を選択します。
    2. [合計幅]では、印刷される集計表の幅をインチ単位で指定します。
    3. [表示されるスロットの数]では、表示されるスロットが電気設備から決定されるか、定数の値を設定するかを指定します。[単一ポール ブレーカの最大数に基づく変数]を選択すると、スロットの数は電気設備プロパティの[単一ポール ブレーカの最大数]パラメータに基づいて決定されます。
      注: テンプレートで指定されたスロット数を装置の極数が上回ると、警告が表示されます。
    4. [パネル集計表に表示]では、テンプレートの[見出し]、[負荷要約]、[フッタ]の各セクションを表示するかどうかを指定します。
    5. [罫線]では、テンプレートの各セクション間に外側境界および境界を表示するかどうかを指定します。

    回路テーブル

      パネル集計表の回路情報のレイアウト、および回路関連の設定を指定します。
    1. 左ペインで、[回路テーブル]を選択します。
    2. 列見出しのテキストの向きを指定します。
    3. 負荷の表示形式を指定します。形式オプションは、編集中のパネル集計表テンプレート タイプ(およびパネル設定)によって決まります。指定できる形式オプションは、パネル設定によって決まります。
    4. フェーズ列の計測単位を指定します。

      分岐パネル: 柱 2 本、回路横

      パネル設定に[柱 2 本、回路横]が選択されている場合は、分岐パネル テンプレート タイプに対して次の形式オプションを指定できます。

      フェーズ別の負荷: この形式は 2 列の分岐パネル テンプレートに対してのみ指定でき、各回路が別々の行に表示されます。

      このオプションでは、各行に表示される回路は 2 つではなく 1 つです。回路 1 は 1 行目に表示され、回路 2 は 2 行目に表示され、それ以降同様に表示されます。各フェーズの負荷は、1 つの列に表示されます。

      複相回路の複数行を表示

      複相回路の場合、1 つの行に回路番号を表示

      フェーズ別の分割柱の負荷。2 列の分岐パネル テンプレートの既定の形式です。行ごとに 2 つの回路があります。また、1 つの列が 2 つの列に分割されており、その各列に負荷値が表示されます。回路 1 と回路 2 はフェーズ A に割り当てられ、回路 3 と回路 4 はフェーズ B に割り当てられ、それ以降同様に割り当てられます。

      複相回路の複数行を表示

      複相回路の場合、1 つの行に回路番号を表示

      フェーズ別の共有柱の負荷。この形式は、2 列の分岐パネルに対してのみ指定できます。前述した[フェーズ別の分割柱の負荷]の形式とこのオプションの違いは、1 つの行にある 2 つの回路の負荷が、別々の列に表示されるのではなく、スラッシュで分けられることだけです。

      回路番号を複数行に表示

      回路番号を 1 行に表示(複相回路)

      鏡像化されたフェーズ柱: この形式は、2 列の分岐パネルに対してのみ指定できます。フェーズ列が 2 セットあり、各行に回路が 2 つ表示されることが特徴です。回路 1 と回路 2 の負荷が別々のフェーズ列に表示され、それ以降も同様に表示されます。

      複相回路の複数行を表示

      複相回路の場合、1 つの行に回路番号を表示

      分岐パネル: 柱 2 本、回路下

      これは、分岐パネルの回路を作成するための別の方法です。回路はパネルの左から右に割り当てられるのではなく、まずパネルの片側の上から下に割り当てられ、次に反対側の上から下に割り当てられます。

      パネル設定に[柱 2 本、回路下]が選択されている場合は、分岐パネル テンプレート タイプに対して次の形式オプションを指定できます。

      フェーズ別の負荷:

      複相回路の複数行を表示

      複相回路の場合、1 つの行に回路番号を表示

      フェーズ別の分割柱の負荷。この形式は、各行に 2 つの回路があることが特徴です。2 つに分割された列に負荷の値が表示されます。

      複相回路の複数行を表示

      複相回路の場合、1 つの行に回路番号を表示

      フェーズ別の共有柱の負荷。この形式は、2 列の分岐パネルに対して指定できます。スラッシュで分けられた 1 つの行に 2 つの回路の負荷が表示されることが特徴です。

      複相回路の複数行を表示

      複相回路の場合、1 つの行に回路番号を表示

      鏡像化されたフェーズ柱。この形式は、2 列の分岐パネルに対してのみ指定できます。フェーズ列が 2 セットあることが特徴です。行ごとに 2 つの回路があります。また、回路 1 と回路 2 の負荷は別々のフェーズ列に表示されます。

      複相回路の複数行を表示

      複相回路の場合、1 つの行に回路番号を表示

      分岐パネル: 柱 1 本

      回路別のみの合計負荷。次に示す 1 列の分岐形式では、1 行目が 1 番目の回路で、2 行目が 2 番目の回路になります。

      複相回路の場合、1 つの行に回路番号を表示

      次に示す形式では、総負荷のサブセットとそのフェーズの負荷が表示されます。

      複相回路の複数行を表示

      負荷情報なし。この形式では、負荷情報が表示されません。

      複相回路の場合、1 つの行に回路番号を表示

      複相回路の複数行を表示

      回路別の個別フェーズ負荷。この形式は、[フェーズ別の回路名称]設定を使用する場合に最適です。

      複相回路の場合、1 つの行に回路番号を表示

      複相回路の複数行を表示

      スイッチボード

      スイッチボードの場合、極数に関係なく、表示されるすべての回路番号が同じになります。

      回路別の個別フェーズ負荷

      単相パネルの場合、第 3 フェーズの列の表示と非表示を切り替えることができます。

      回路別のみの合計負荷

      1 行目は 1 番目の回路(3 極)です。2 行目は 2 番目の回路(3 極)です。

      単相オプションは指定できません。

      負荷情報なし。この形式では、負荷情報が表示されません。
    5. 複相回路の行の表示形式を指定します(分岐パネル テンプレートのみ)。
    6. [複相回路の場合、1 つの行に回路番号を表示]では、回路ラベルを 1 行または複数行のどちらで表示するかを指定します。このオプションは、2 列の分岐パネル テンプレートに対してのみ指定できます。
    7. [複相回路の場合、複数の行を表示]では、複相回路の場合に複数の行を表示するかどうかを指定します。このオプションは、1 列の分岐パネル テンプレートに対してのみ指定できます。
    8. [第 3 フェーズの列を表示するが無効]では、単相パネルの第 3 フェーズの列にデータが格納されていない場合でも表示するかどうかを指定します。「単相パネル内のフェーズ列のシェーディング」を参照してください。
    9. 負荷(VA)または電流(アンペア)のフェーズ列値を表示するかどうかを指定します。

    負荷要約

      パネル集計表に表示する負荷クラスとその表示順序を指定します。

      [負荷要約]オプション

    1. 左ペインで、[負荷要約]を選択します。
    2. [列見出しのテキストの向き]では、テキストの表示方法を指定します。
    3. [パネル集計表に表示]では、接続負荷のみを表示するか、または負荷の定数セットを表示するかを指定します。定数セットを選択した場合、[追加]ボタンと[除去]ボタンを使用して、表示する負荷を指定します。