スイート ワークフローについて

スイート ワークフローは、詳細なレンダリングやアニメーションのために Revit からターゲットのアプリケーションに建築モデルを書き出すためのメカニズムです。ワークフローを使用すれば、デザイン レビューの準備をしたり、鮮やかなプレゼンテーションを作成することができます。

スイート ワークフローは、3ds Max Design または Showcase の定義済みの設定を Revit の設計データに適用します。ワークフローの設定により、建築モデルが 3ds Max Design または Showcase での表現に自動的に変換されます。高品質のレンダリングや照明解析といった、特定の用途にワークフローを最適化することができます。

たとえば、3ds Max Design 外部レンダリング ワークフローは、建物の設計の照明と影といった外部サーフェスをレンダリングします。Showcase インタラクティブ ウォークスルー ワークフローでは、建築モデル データを Showcase に送信し、インタラクティブなウォークスルーのためのウォーク ゾーンを作成します。

スイート ワークフローのパフォーマンスおよび結果を向上させるには、「3ds Max に 3D ビューを書き出す前に」に記載のあるベスト プラクティスを適用します。

スイートに付属のワークフローはスイートのレベル(Standard、Premium、Ultimate)によって異なります。eFlex または Term Multi-Flex ライセンスを持つ Enterprise ユーザはすべてのワークフローを使用することができます。

スイートをインストールすると、そのワークフローが規定でインストールされます。インストールが不要な場合は、インストーラでワークフローのチェックボックスをオフにします。Enterprise ライセンスがある場合は、使用可能なすべてのワークフローをインストールするスタンドアロンのインストーラをダウンロードできます。

注: スイート ワークフローは、リリース年が同じ製品間で動作します。たとえば、Revit 2015Showcase 2015 間ではワークフローを使用できます。製品リリースが異なるソフトウェアではワークフローを使用できません(例: Revit 2014 と Showcase 2015)。