新しいトラス ファミリ レイアウトをスケッチする

構造モデル内に配置するカスタム トラスを作成します。

トラス レイアウト ファミリは、弦材やウェブなどのトラス要素を定義する線分で構成されます。弦材およびウェブ部材は、それらの中心(ローカル X 軸)が、トラス レイアウト ファミリで定義したレイアウト線に沿うように作成されます。両端の参照面の間の距離が、プロジェクト内の形状に基づいたトラス インスタンスによって決まるように、全体のレイアウトは変更されます。

トラス コントロールをスケッチするには

トラス ウェブをスケッチする

トラスのフレーム要素ファミリの割り当て

トラス ファミリを保存、ロードする

  1. [ 新規作成] [ファミリ]をクリックします。Imperial または Metric Template フォルダにナビゲートして、Structural Trusses.rft ファミリ テンプレート ファイルを選択します。[開く]ボタンをクリックして、新しいファミリ ファイルを開きます。

    構造トラス ファミリ テンプレートには、上、下、左、中央および右の 5 つの標準参照面が用意されています。左右の参照面は、トラスのスパンの長さを示します。これらの参照面を終点とするトラス レイアウト線や、これらの参照面に一致するトラス レイアウト線は、プロジェクト環境でのレイアウト変更時に関係が維持されます。

  2. [作成]タブ [詳細]パネル (上弦材)をクリックします。
  3. 上弦材を定義するには、上参照面に沿ってスケッチします。
  4. 線分にアタッチされたロック記号をクリックして、弦材を参照面にロックします。
  5. [作成]タブ [詳細]パネル (下弦材)をクリックします。
  6. 下弦材を定義するには、下参照面に沿ってスケッチします。
  7. 再びロック記号をクリックし、弦材を参照面にロックします。
  8. [作成]タブ [詳細]パネル (ウェブ)をクリックします。
  9. パネル ウェブをスケッチします。
  10. 必要に応じて、スケッチされた線分と参照面との間に追加の寸法を配置します。

    トラス レイアウト ファミリで[長さ]パラメータを使用すると、束材の部材の正確な位置を指定するための計算を実行したり、プロジェクト環境で作成するパネル数を計算することができます。

  11. [挿入]タブ [ライブラリからロード]パネル (フレームファミリをロード)をクリックします。

    使用するトラス レイアウト ファミリの構造フレーム ファミリを指定するには、それらをトラス レイアウト ファミリにロードする必要があります。Imperial または Metric ファミリ フォルダに移動し、弦とウェブの構造フレーム ファミリを選択します。これらは、構造フレーム ファミリまたは一般注釈ファミリである必要があります。この手順を繰り返して、各トラスの計画タイプに対して指定します。

  12. [作成]タブ [プロパティ]パネル (ファミリ タイプ)をクリックします。[ファミリ タイプ]ダイアログで、[新規作成]をクリックし、このトラス タイプの名前を入力します。このトラス ファミリの各計画タイプに対して、この手順を繰り返します。
  13. トラスト ファミリ タイプごとに、上弦材、下弦材、束材、および斜材の目的のファミリ タイプを選択します。[OK]をクリックしてダイアログを閉じます。
  14. [名前を付けて保存]をクリックします。ファミリ フォルダに移動して、新しいトラス ファミリの名前を入力し、[保存]をクリックします。
  15. 開いているプロジェクトにロードするには、[作成]タブ [ファミリ エディタ]パネル (プロジェクトにロード)をクリックします。
    注: トラスの描画は立面図ビューにではなく、平面図ビューに行うことに注意してください。