拘束について

拘束要素は、寸法とは独立して機能することができる、ビューに固有でない要素です。拘束要素は、その参照が表示されるすべてのビューで青色の破線で表示されます。寸法はビューに固有です。拘束要素は寸法とは別々に変更、削除したり、寸法と一緒に削除できます。

Revit では、次に示すように、要素は互いにさまざまな方法で参照することができます。

• 明示的拘束(ロックされた位置合わせや寸法など)は、定義済みの関係が維持されることを保証します。矛盾はエラーの原因となるため、解決する必要があります。
• 自由な拘束(ロックされていない位置合わせや寸法など)は、一般的に矛盾が発生しない限り維持されます。矛盾が発生した場合、拘束は通知なしに削除されます。
• 暗示的拘束(屋根にアタッチした壁、コーナーで結合している 2 つの壁など)も矛盾が発生しない限り維持されます。

これらの明示的拘束および暗示的拘束では、各要素が互いに認識している必要があります。つまり、要素は他の要素を参照する必要があります。

拘束とワークセット

拘束は、その対象となる要素のワークセットに所属します。拘束を追加するには、その拘束によって移動できるすべての要素のワークセットが編集可能になっている必要があります。