[勾配矢印]ツールにより、傾斜サーフェスが作成されます。
次の要素のタイプの勾配矢印を使用することができます。
- 屋根
- 軒裏
- 床
- 構造床
- 建築舗装
- 天井
たとえば、平らな傾斜の屋根を作成するには、屋根の境界の下側エッジから上側エッジまで勾配矢印を描きます。
勾配矢印を描くと、プロパティ値を入力して、そのヘッドとテールに高さを指定するか、勾配値を指定できます。勾配矢印のテールは、境界を定義するいずれかのスケッチ線上に配置する必要があります。勾配矢印が頂点にある場合以外は、このスケッチ線を勾配定義線分として指定することはできません。これは、1 つのセグメントに対して矛盾する勾配を指定できないためです。
次の例に、切妻屋根の隅棟を示します。勾配矢印プロパティは、[指定] = [勾配]、[矢印のテールのオフセット高さ] = 4' 0"、および[勾配] = 9"/12" と定義されます。
勾配矢印を使用する状況
勾配矢印は、次の状況で使用します。
- 平面図ビューで勾配を描く。
- 勾配の角度ではなく、要素面の上下の高さがわかっている。たとえば、勾配矢印を使用して、排水個所が特定の高さになるよう陸屋根を調整することができます。
- 勾配がサーフェス全体で斜めになっているか、エッジに対して直角ではない。
- 勾配がサーフェスの不規則な点で開始および終了する。
- ドーマを作成する。
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